「クラブ施設でスマホ使用禁止!」 ペップ、超厳格ルールを設けるも生粋の“SNSマニア”が破る…

2018年09月08日 サッカーダイジェストWeb編集部

違反した者には立場に関係なく罰金が…

新シーズンの出だしに不満を抱き、選手たちを引き締めにかかったグアルディオラ(右)。新たに厳しいルールを設けたが、さっそくそれを破った選手がいるという。 (C) Getty Images

 プレミアリーグ王者は、指揮官が設けた厳しいルールの下で、規律を保ち続け、その強さを維持しているようだ。

 現地時間9月6日、英紙『Daily Mail』など複数メディアが、マンチェスター・シティの監督であるジョゼップ・グアルディオラがチームに課しているルールが、より厳しいものになったことを報じた。

 昨シーズンのプレミアリーグで2位のマンチェスター・ユナイテッドに勝点19差をつけ、マンチェスター・Cは文字通りの独走優勝を果たした。

 その強さの秘訣が、他ならぬ指揮官グアルディオラがチーム内で徹底している厳格なルールにあることが、元マンチェスター・Cで、今はウェストハムに所属するパブロ・サバレタが、「朝食と昼食を全員で一緒に摂ることが義務付けられているんだ」と話したことなどで、明るみになった。

 スペイン人監督が敷くルールは、その厳格さを増している(?)。『Daily Mail』が伝えたところによれば、現在、マンチェスター・Cのドレッシングルームを除くクラブハウス全域で、スマートフォンの使用が禁止されているという。

 これは、開幕からの緩さを見かねたグアルディオラが新たに追加したルールで、具体的には、ミーティング室、分析室、トレーニングジム、そして練習グラウンドでのスマホの使用が禁止され、これを犯した者には、立場や給与に関係なく、罰金が言い渡されるとのことだ。

 だが、この"御法度"をすでに幾度も破った選手がいる。フランス代表DFのバンジャマン・メンディだ。

 インスタグラムなどの"SNSマニア"として知られる24歳は、以前からグアルディオラにスマホの使用について釘を刺されており、今年8月のアーセナル戦(プレミア開幕戦)の直後には、「時々、殺してやりたい時がある。まだまだ向上の余地があると考えている。ただ、少しソーシャルメディアのことを忘れて、集中して課題を改善すべきだと思うね」と苦言を呈されていた。

 しかしながら、スマホ使用が"バレて"も、それを続けているあたりは、流石マニアである。とはいえ、今後のことを考えても、ほどほどにした方が賢明ではないだろうか……。

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