チリ戦中止の森保ジャパンが紅白戦で4-4-2をテスト! 気になる顔ぶれと得点者は?

2018年09月07日 本田健介(サッカーダイジェスト)

ボランチ・遠藤のパフォーマンスが光る

1本目の布陣。左がビブスなし組で右がビブス組。両チームともに2トップは縦関係になることが多かった。

 チリ戦が地震の影響で中止となった日本代表は、試合が行なわれるはずだった9月7日に札幌市内でトレーニングを実施。紅白戦を行なった。
 
 1本目は35分で、4-4-2のシステムをテスト。ビブスなし組では青山敏弘と遠藤航がボランチを組み、ゲームをコントロールした。特に遠藤は攻守でボールに絡み、チームを牽引。
 
 このふたりに引っ張られる形でビブスなし組がチャンスを作った。7分には青山のパスを受けた堂安律が右からグラウンダーのクロス。南野拓実が右足で合わせたが、シュートは惜しくも右ポストに阻まれた。
 
 さらに16分にはゴール正面で小林悠と車屋紳太郎がパスをつなぎ、最後は遠藤がミドルシュートを狙った。
 
 ただ、その後はビブス組も反撃。17分には杉本健勇のパスを受けた浅野拓磨がGK東口順昭を強襲するシュートを放ち、22分には11対11のフルコートマッチとしては森保ジャパン初ゴールが生まれた。
 
 ビブス組のボランチに入った天野純のスルーパスから佐々木翔が左サイドを抜け出すと、そのグラウンダーのクロスに「狙っていた」と話す伊東純也が左足で合わせてネットを揺らした。

【日本代表PHOTO】チリ戦は中止となるも紅白戦を実施! 最後にはファンと記念撮影!

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