「ガラタサライが大金を…」長友はベティス移籍目前だった!? 乾貴士が地元紙に明かした“裏話”

2018年09月03日 サッカーダイジェストWeb編集部

乾がベティスに来た理由は?

長友(右)のベティス入りについて言及した乾(左)。日本代表の左サイドで“縦のコンビ”を組んだ二人はスペインで共演寸前だった。 (C) Getty Images

 今シーズンからアンダルシアの名門ベティスで奮闘している日本代表MF乾貴士。ラ・リーガ挑戦4年目の30歳は、いまだ衰えぬテクニカルなプレーを随所で披露し続けている。

 そんな日本代表MFはこの度、地元紙『Estadio Depordivo』のインタビューに応じ、日本代表のチームメイトでもある長友佑都の、今夏の去就にまつわるウラ話を明かした。

 長友は今年1月に、7年間在籍したインテルからガラタサライへレンタル移籍し、安定したプレーとピッチ外でのコミュニケーション能力の高さで、あっという間にチームに溶け込み、声価を高めていった。

 そんな日本のダイナモに対しては、ガラタサライとのレンタル契約が終わったシーズン終了後からオファーが殺到。数ある有力クラブが獲得に乗り出したことが連日報じられ、ウェストハムやワトフォードといったプレミアリーグ勢も手を挙げるなか、ベティスへの移籍も噂されていた。

 最終的に長友はガラタサライへの完全移籍で合意し、残留を決めたわけだが、乾はそんな日本代表DFについて、同紙のインタビュー内で次のようにコメントしている。

「長友はベティスに来る寸前でしたが、ガラタサライはそれ以上に大きな金額を提示していた。彼は僕の友人で、すごく良い選手ですよ。両サイドでプレーできますからね」

 インタビュー内で、「ベティスに来た理由は?」と問われた乾は、「ベティスのスタイルが好きだったから」と明かし、さらに自身を引き締めるようにやる気を漲らせた。

「僕はベティスのプレースタイルが好きで、ここに移籍した。30歳になるので、なぜここに来たのかを示すことが重要になる。僕が上手くやれなければ、若い選手が僕を打ち負かしに来る。だから一生懸命にプレーし続けなければいけない」

 現地時間9月2日に行なわれたセビージャ(ラ・リーガ第3節)とのセビージャダービーでは、先発フル出場を果たし、1-0の勝利に貢献した乾。好調を維持している日本代表MFのプレーには引き続き注目したい。
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