F・トーレスが太鼓判!約10か月ぶりに代表入りした権田修一の”頼もしさ”を語る

2018年09月03日 多田哲平(サッカーダイジェスト)

「今日の試合でドローに持ち込めたのも彼のおかげ」

チームメイトの権田についてF・トーレスが言及。「素晴らしいGKだ」と称賛した。写真:田中研治

[J1リーグ25節]FC東京0-0鳥栖/9月2日/味の素スタジアム
 
 この夏からサガン鳥栖に所属している元スペイン代表FWフェルナンド・トーレスにとっても、チームメイトの権田修一の存在は頼もしいようだ。
 
 鳥栖はリーグ25試合終了時点で16位と低迷し、残留争いに巻き込まれている状況だが、中断明けの10試合では6失点と守備陣の奮闘が光る。とりわけ正守護神の権田はビッグセーブを連発しピンチを救うとともに、チームに安定感をもたらしている。
 
 小さくない存在感を示す権田は、日本代表の森保一・新監督からもやはり注目されていた人材だったのだろう。新体制の初陣となる9月シリーズに臨む日本代表に選出される。昨年12月のE-1選手権以来の招集となった。
 
 約10か月ぶりに代表入りした権田に太鼓判を押すのが、F・トーレスだ。
 
「彼は素晴らしいGKだよ。何度もファインセーブをしてくれて、チームを勝利に導いてくれている。今日の試合でドローに持ち込めたのも、彼の活躍のおかげだった」
 
 9月2日のJ1・25節のFC東京戦でもゴールマウスに君臨し、大きなミスもなく、見事にクリーンシートを達成。敵地での勝点1獲得に貢献した。
 
 F・トーレスからもお墨付きをもらう権田は、その実力を発揮して、森保監督にアピールできるか。9月7日のチリ戦、同11日のコスタリカ戦で注目したい。
 
取材・文●多田哲平(サッカーダイジェストWEB編集部)
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