仙台が終了間際の劇的弾で清水を撃破!CSKA移籍の西村拓真を送り出す会心の勝点3

2018年09月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

「なんとか勝点3を取りたいゲームだったので勝利できて良かった」とは決勝点の石原

石原が90+5分に決勝点!最後の最後に仕事をした。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

[J1リーグ25節]仙台2-1清水/9月1日/ユアスタ
 
 J1リーグ25節のベガルタ仙台対清水エスパルスが1日、ユアテックスタジアム仙台で行なわれ、仙台がアディショナルタイムのゴールで2-1の勝利を収めた。
 
 24分に大岩一貴のゴールで先制した仙台だったが、55分に清水のドウグラスに同点弾を許してしまう。そうして迎えた90+5分。石原直樹が決定的な仕事をやってのけた。右からのクロスを中野嘉大がヘッドで折り返したところに走り込み、豪快なダイビングヘッドでネットを揺らしたのだ。
 
 劇的な決勝点はホームのサポーターを沸かせただけでなく、CSKAモスクワへの電撃移籍を決めた西村拓真へのはなむけにもなる一発だった。
 
 ヒーローインタビューに応じた石原は、「なんとか勝点3を取りたいゲームだったので勝利できて良かった。同点に追いつかれて嫌な雰囲気だったが、最後まで諦めずにプレーできたので勝利につながった」と勝利を喜び、「すごい良い雰囲気だったのでパワーをもらいました。また応援よろしくお願いします」とサポーターにメッセージを送った。
 
 仙台は2試合ぶりの勝利で勝点を38に伸ばし、6位に浮上。渡邉晋監督は「全体的に見れば難しいゲームだったが、最後までしっかりボールを動かして相手を動かすことができれば、ああいう形が作れると信じていたので選手が良くやってくれた」と胸を張った。
 

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