“5人目の日本人”鎌田大地を獲得したシント=トロイデンの強化ビジョン

2018年09月02日 サッカーダイジェスト編集部

「日本人選手ばかりのチームにするつもりはない。若く優秀な才能にチャンスの場を与える」(立石CEO)

欧州移籍市場が閉鎖するギリギリのタイミングで、鎌田のシント=トロイデン行きが決まった(左はスポーツダイレクターのトム・ヴァン・デン・アビーレ氏)。©STVV

 現地時間8月31日、ベルギー1部のシント=トロイデンは、ドイツ・ブンデスリーガから日本人MFの鎌田大地を1年のレンタル移籍で獲得したことを発表した。
 
 同クラブに所属する日本人選手はこれで5人目。遠藤航、冨安健洋、関根貴大、小池裕太がチームメイトになる。
 
「1年間のレンタル移籍で加入することになりました。チームに自分の力を還元できるように精一杯頑張っていきたいと思います。応援よろしくお願いします」
 
 そう意気込みを語る鎌田について、立石敬之CEOは「日本でも活躍し、ブンデスリーガの強豪にチャレンジした才能ある選手です。ベズスとのポジション争いになりますが、十分に渡り合えると期待しています」と活躍を楽しみにしているようだ。
 
 欧州クラブの中で、シント=トロイデンは日本人選手の所有が最多となったが、立石CEOは「日本人選手ばかりのチームにするつもりはありません」と言う。
 
「国籍に限らず、若く優秀な才能にチャンスの場を与えるのが我々の使命だと考えています」とし、「今いるメンバーで結果を残して、さらにレベルの高いステージでの挑戦を目指します」とさらなる飛躍を誓った。
 
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