「今夏の人気銘柄」イトゥルベを射止めたのはローマ

2014年07月17日 ジャンルカ・ディ・マルツィオ

移籍金は2200万ユーロ、年俸160万ユーロの5年契約。

 ローマは、ヴェローナからアルゼンチン出身のアタッカー、ファン・マヌエル・イトゥルベを獲得したと発表した。移籍金は2200万ユーロ(約30億8000万円)。契約は年俸160万ユーロ(約2億2400万円)の5年間で、十分達成が可能なボーナスを合わせると実質250万ユーロ(約3億5000万円)となる見通し。
 
 20歳のイトゥルベには、ユベントスやミラン、レアル・マドリーなども興味を示していた。
 
 一方、現有戦力の中ではセルビア代表FWアデム・リャイッチに放出の可能性が出ている。ドイツのシャルケをはじめ複数のクラブが獲得に興味を示している。リャイッチが退団となれば、ローマは前線にさらなる補強が必要になる。その有力候補と見られるのがスイス代表のジェルダン・シャキリ(バイエルン)と、ベルギーU-21代表のヤニック・フェレイラ・カラスコ(モナコ)という2人の若きタレント。今後の動向が注目される。
 
文:ジャンルカ・ディ・マルツィオ
翻訳:片野道郎
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事