【横浜】パスが出てくれば――良い位置にいた久保建英は1.5列目で輝けたのか?

2018年08月29日 広島由寛(サッカーダイジェストWeb編集部)

見せ場は少なく、56分に途中交代

1.5列目で先発した久保だったが、2戦連発はならなかった。写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)

 パスが出てくれば――。
 
 開始早々、久保建英は高い位置での果敢な守備でボールを奪うと、近くにいるウーゴ・ヴィエイラに預けて、自らはゴール前に走り込む。
 
 ボールを保持するH・ヴィエイラに相手DFが集中する。すぐ横で久保がフリーになる。ここでパスが出てくれば絶好の得点機会になったはずだが、H・ヴィエイラは久保を"囮"に使った形で、切り替えしてシュートを狙いに行った。
 
 結局、H・ヴィエイラの試みは失敗。久保はこの日、1.5列目でプレーし、巧みなポジショニングでパスを引き出し、チャンスを演出するシーンもあったが、見せ場は少なく、1-2とチームが逆転された後の56分にピッチを後にした。
 
取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)
 
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