名古屋が2011年以来の6連勝!風間八宏監督が分析した好調の要因とは?

2018年08月27日 本田健介(サッカーダイジェスト)

今季全敗だった浦和にも逆転勝利

名古屋を6連勝に導いた風間監督(写真中央)。試合後にはチームの成長を口にした。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

[J1リーグ24節]名古屋4-1浦和/8月26日/豊田
 
 夏の大型補強がカンフル剤となり、リーグ5連勝で降格圏を脱出していた名古屋は、24節で浦和と対戦。ルヴァンカップを含めて今季3戦全敗だった相手に、先制点を奪われながら4-1で逆転勝利を収めた。
 
 これで2011年以来の6連勝となり、順位は13位に浮上。風間八宏監督は試合後に、チームの好調の要因をこう分析した。
 
「(夏に)新しく入った選手と、今まで積み上げてきた選手が良い競争をしている。そこでイメージが凄く沸き出している。そして特長のある選手が多いですが、特長を出すということを今までいた選手も学んでいる。そのなかでゴールにつなげられるようになってきた。そういう今までにない競争が生まれているのが大きいと思います」
 
 またチームとしての成長も口にした。
 
「点が取れるということ。やっぱり1点を守り切るチームだと、スコアが動くと難しくなりますが、どうしたら点が取れるか、どうしたらゴール前まで運べるか、選手のなかのイメージが重なっていると思います。実際にもっとチャンスはありますし、自分たちがチャンスを作れる場面もあるので、続けていきたいです」
 
 果たして名古屋の連勝はどこまで続くのか。まだJ1残留へ予断を許さない状況だが、チームがどう進化していくのかは楽しみだ。
 
取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)

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