試合には敗れるも… 横浜デビュー&フル出場の久保建英の出来は?

2018年08月22日 広島由寛(サッカーダイジェストWeb編集部)

細かいタッチで鮮やかに敵をかわす場面も

チームを勝利に導けなかったが、まずまずのデビュー戦だった。写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)

 8月22日に行なわれた天皇杯4回戦の横浜対仙台の一戦は、3-2のスコアで仙台が勝利し、ベスト8進出を決めた。

 
 横浜の注目の新戦力・久保建英は3-4-2-1システムの左シャドーで先発し、新天地デビューを飾る。1点ビハインドで迎えた40分には、柔らかいクロスから畠中槙之輔の同点弾をアシストと、さっそく決定的な仕事に絡んでみせた。
 
 後半には好位置から直接FKのチャンスも、狙いすましたシュートは相手DFにブロックされ、決めきることはできなかった。
 
 その他にも、左右のCKから正確なキックを供給すれば、味方を走らせる効果的な縦パスを出し、スピーディな展開のなか、細かいタッチで敵を鮮やかにかわす場面もあった。
 
 欲しいタイミングでパスが出てこなかったり、球際で競り負けるなど、課題がなかったわけではない。それでも、いくつかの持ち味を披露するなど、まずまずのデビュー戦だったと言ってもいいだろう。
 
取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)

【天皇杯PHOTO】横浜 2-3 仙台|久保建英が新天地で先発デビューしアシストを記録するが初勝利ならず!
 
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事