ついにドルトムントが折れた!? ベジクタシュの“香川オペレーション”に新たな展開が!

2018年08月20日 サッカーダイジェストWeb編集部

香川かゲッツェのどちらかを超高額のレンタル料で

トルコ方面からの熱いラブコールが止まない香川。はたしてベジクタシュの“新10番”を担うのか否か。(C)Getty Images

 トルコの強豪ベジタクシュにとって、トップ下の新レギュラーは今夏最大の補強ターゲットだ。そして彼らはロシア・ワールドカップ直後から首尾一貫して、ボルシア・ドルトムントの日本代表MF香川真司にトッププライオリティーを置き、交渉を進めてきた。
 
 だが、2度に渡る正式オファーも奏功せず。トルコの各メディアによると、1年間のレンタル料250万ユーロ(約3億2500万円)で勝負に出たが、ドルトムントはこれを固辞。「完全移籍での交渉以外は受け付けない」と突き放されたのだ。もはや獲得交渉は暗礁に乗り上げたと思われたが……。日曜日、トルコ全国紙『Fanatik』が新たな展開を報じた。
 
 同紙が銘打ったのは、「シンジ・カガワとマリオ・ゲッツェのどちらかがベジクタシュにやって来る」との衝撃的な見出し。どうやら移籍期限まで時間がないなか、粘り続けるベジクタシュにドルトムントが譲歩したようで、その確約が取れたのだという。もちろんお望み通り、レンタルでの獲得である。
 
 ただし、条件はなかなか厳しい。香川ならレンタル代は1年間400万ユーロ(約5億2000万円)で、ゲッツェなら700万ユーロ(約9億1000万円)を用意しなければならないという。つまりは支払いさえすれば、選手の選択権もベジクタシュにあるのだ。

 
 どこまでが真実かはやや疑わしいが、スポーツ紙『Kartal Bakisi』はさらに踏み込んだ内容の記事を載せている。こちらは香川とベジクタシュが秘密裏に接触を試み、個人合意に達したというもの。「カガワ側には1年間のサラリー、250万ユーロを払うことで合意を取り付けている。あとはドルトムントのクラブ間交渉がどうなるかだけだ」と断じている。
 
 ベジクタシュだけでなく、どこかトルコ・メディアも援護射撃を行なうようになってきた一連の"香川オペレーション"。はたしていかなるエンディングが待っているのか。移籍市場は最後まで、なにが起こるか分からない──。
 
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