ロナウジーニョやシャビなど多士済々!「1980年生まれ」のベスト11を紹介!

2018年08月20日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

スーパーレジェンドが中盤を支える。

『ワールドサッカーダイジェスト』誌が選んだ1980年生まれのベスト11。(C)Getty Images

 誰しも自分と同世代の選手には、思い入れがあるのではないだろうか。

 そんな素朴な興味を形にしたのが、『ワールドサッカーダイジェスト』誌の新連載「年代別ベスト11』だ。第1回は、ロナウジーニョやシャビが代表格の1980年生まれでチームを組んだ。

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 総合評価「A」(SS、S、A、B、C、Dの6段階)
 
 ひと際豪華なのが中盤だ。シャビとスティーブン・ジェラードは、それぞれバルセロナとリバプールの下部組織から1998年にトップチームに昇格し、17シーズンに渡ってプレー。公式戦700試合以上に出場したスーパーレジェンドだ。
 
 その2人の後ろに控えるアンカーには、2008-09シーズンの3冠達成に貢献するなど、10年間インテルの中盤を支えたエステバン・カンビアッソを置いた。
 
 2005年にバロンドールに輝き、超絶技巧でファンを魅了したロナウジーニョが中心となる前線は、得点力と献身性が光った右ウイングのディルク・カイトはともかく、CFは人材不足。セビージャのエースとして活躍したルイス・ファビアーノと天秤にかけ、トッテナムなどでゴールを量産したロビー・キーンを選んだ。
 
 チェルシーとイングランド代表の守備を支えたジョン・テリーとアシュリー・コールは文句なしの選出。ドイツ代表の一員として2002年と2006年のワールドカップで準優勝と3位、2008年のEUROで準優勝に寄与したクリストフ・メッツェルダーと、メキシコ代表で120キャップのカルロス・サルシードを加えて、最終ラインを完成させた。
 
 CFとともに手薄だったのがGK。元ポーランド代表のアルトゥール・ボルツは、長身を活かしたセーブでセルティックなどで活躍したものの、ワールドクラスとは言い難い。
 
●1980年生まれのベスト11●
【GK】
アルトゥール・ボルツ
代表:元ポーランド代表
現所属クラブ:ボーンマス
通算成績:535試合・1得点
 
【DF】
アシュリー・コール
代表:元イングランド代表
現所属クラブ:LAギャラクシー
通算成績:663試合・18得点
 
ジョン・テリー
代表:元イングランド代表
現所属クラブ:無所属(前アストン・ビラ)
通算成績:759試合・68得点
 
クリストフ・メッツェルダー
代表:元ドイツ代表
主な所属クラブ:ドルトムント、R・マドリー
通算成績:263試合・4得点
 
カルロス・サルシド
代表:元メキシコ代表
現所属クラブ:グアダラハラ
通算成績:422試合・10得点
 
【MF】
シャビ
代表:元スペイン代表
現所属クラブ:アル・サード
通算成績:833試合・102得点
 
スティーブン・ジェラード
代表:元イングランド代表
主な所属クラブ:リバプール
通算成績:748試合・191得点
 
エステバン・カンビアッソ
代表:元アルゼンチン代表
主な所属クラブ:インテル、R・マドリー
通算成績:702試合・90得点
 
【FW】
ロナウジーニョ
代表:元ブラジル代表
主な所属クラブ:バルセロナ、パリSG
通算成績:728試合・280得点
 
ディルク・カイト
代表:元オランダ代表
主な所属クラブ:リバプール、フェイエノールト
通算成績:799試合・295得点
 
ロビー・キーン
代表:元アイルランド代表
現所属クラブ:ATK
通算成績:737試合・325得点
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