イニエスタ出場に「一緒にやれれば…」と答えていた名波監督、試合後に神戸の印象を問われ…

2018年08月11日 サッカーダイジェストWeb編集部

困惑気味の表情で「それ聞きます?」

神戸相手の敗戦に無念さを滲ませた名波監督。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

[J1リーグ21節]神戸2-1磐田/8月11日/ノエスタ

 敗戦を喫した磐田の指揮官は試合後、無念の表情で試合を振り返った。

 イニエスタの圧巻のJ1初ゴールで先制を許した磐田は、後半もセットプレーの流れから古橋亨梧に追加点を奪われてしまう。終盤、川又堅碁のPKで1点を返したものの、あと一歩及ばなかった。

 中継を担当したDAZNの試合前のフラッシュインタビューでは、「個人的にはイニエスタが出るということで、一緒にやれればいいなという想いを抱きながらゲームを見ると思うんですけど…」と、自らの想いも吐露していた名波浩監督だったが、試合後のインタビューでは反省点が口を突いた。

「ポイントとしては、2点目がセットプレー崩れだったが、戦前から選手たちには、弾いた後にしっかりラインコントロールしたり、セカンドボールにしっかり反応しようと伝えていたので、やられてはいけなかった」
「(失点は)立ち上がりの15分以内だった。後半も(時間帯は)良くなかった」
「90分を通じて、ヴィッセルの最終ライン、もしくはイニエスタ、藤田あたりもそうですけど、ルーズボールやシンプルなプレーにほとんどミスがなかった。うちはイージーなプレーでだいぶロストしていたので、その差がゲームにつながったのかなと思う」

 また、イニエスタやポドルスキといったワールドクラスのスターが揃って復帰したこの日の神戸。その相手チームの印象を問われた名波監督は、「素晴らしいチームだと思いますし…」とは語ったものの、「まあ、なんというか、聞きます? それ」とやや困惑した表情でインタビュアーに聞き返し、「まあ、我々より上にいるクラブだなと思います」と、ざっくりとした印象を語っていた。

【PHOTO】イニエスタ移籍後初ゴール!終始試合を支配した神戸が3試合ぶりの勝利!
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