やっぱり異次元のイニエスタ!! 初PK献上も…圧巻プレーの連続で神戸を3試合ぶりの白星に導く!

2018年08月11日 サッカーダイジェストWeb編集部

ポドルスキとのコンビで先制点をゲット。

見事なターンからカミンスキーを抜き去りゴール。イニエスタがまさにワールドクラスの技を披露した。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 J1リーグは8月11日、21節の9試合を各地で開催。ノエビアスタジアム神戸では、ヴィッセル神戸対ジュビロ磐田の一戦が行なわれた。

 この試合で神戸は、ルーカス・ポドルスキが左足の剥離骨折から復帰。さらに一時帰国から再来日したアンドレス・イニエスタも復帰し、ともにワールドカップ優勝を経験した両雄の初の共演が実現した。

 そして、このふたりのコンビネーションから先制点が生まれた。15分、右サイドでボールを受けたポドルスキがドリブルで中央へ切れ込みながら、タイミングを図ってラストパス。これに反応したイニエスタが鮮やかなターンで磐田センターバックの大井健太郎をかわし、さらにはGKカミンスキーをもかわして右足でゴールに流し込んだ。神戸がイニエスタのJ初得点となるファインゴールで先制した。

 7月28日の柏戦以来の復帰戦となったイニエスタは、やはり凄かった。初ゴール後も、圧巻のプレーを連発。中盤での見事なパスさばきとともに、ゴールに直結するラストパスも次々と繰り出す。

 42分には、古橋亨梧へ鮮やかなループパスを通して決定機を創出。これは古橋がボールコントロールを誤り、得点にはつながらず。

 後半もイニエスタの巧みなボールさばきやパスを軸に攻め込む神戸。56分には、イニエスタのワンタッチパスから、次々にダイレクトパスがつながり、最後は古橋が移籍後初ゴールを決めてみせた。

 神戸は84分、自陣に押し込まれ、山田大記の突破をイニエスタが倒してしまい、PKを献上。これを川又堅碁に決められ、1点差に迫られる。しかし、最後はリードを守り切り、2対1でタイムアップ。神戸が3試合ぶりの勝利を掴んだ。

 注目されたイニエスタとポドルスキは、極上のパフォーマンスを展開。とりわけイニエスタは柏戦に続く異次元ぶりを発揮して、チームを勝利に導いた。

【PHOTO】イニエスタ移籍後初ゴール!終始試合を支配した神戸が3試合ぶりの勝利!

 
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