イングランド初挑戦のカレン・ロバート、“年下の先輩”岡崎&吉田との貴重なスリーショットを公開

2018年08月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

イングランドでプレーする2人の”先輩”に「可愛がってもらいます」宣言

カレンはこれまで磐田、熊本、オランダ、タイ、韓国、そしてインドと多くの国とクラブを渡り歩いた経歴の持ち主。現役の傍ら、千葉県社会人リーグのローバーズFCのオーナーも務めている。(C) Getty Images

 元U-20日本代表FWのカレン・ロバートが自身のインスタグラムを更新。かつてともにプレーした現日本代表の仲間と、リラックスした表情を浮かべたスリーショットを公開した。

 写真のメンバーは、現在イングランド1部レスター所属の岡崎慎司と、サウサンプトン所属の吉田麻也。2人に挟まれ、カレンは少しおすましした顔を披露している。 

 U-20の日本代表として戦った経歴もあるカレンは、現在33歳。先日、イングランド7部のレザーヘッドとプロ契約を結んだことを発表したばかりだ。

 岡崎とカレンは同じ北京五輪世代で戦った仲間であり、吉田麻也はかつてオランダのVVVフェンロでともにプレーしていた元同僚だ。とくに吉田とは仲が良く、今年3月にはフルアムの本拠地で、コロンビア対オーストラリア戦をともに観戦していた。
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 学年でいえば岡崎と吉田は後輩に当たるが、今季から初めてイングランドでプレーする"新人"のカレンにとっては、先輩として頼れる存在というわけだ。

​​​​​​ 写真とともに投稿されたコメントには、「#おかちゃん #ぼびちゃん #まやちゃん #ワールドカップお疲れ様でした #先輩みたいな後輩2人 #頼りにしてます #可愛がってもらいます #よろしくお願いします」と綴られている。

 また、岡崎も自身のSNSで「決起集会」とコメントし、異なるカットのスリーショットをアップした。

 カレンにとって、イングランド挑戦は長年の夢だった。自ら「ラストチャンス」と称し、プロテストを受けるためイングランドへ乗り込んだのが6月下旬。そして、7月29日にレザーヘッドと契約を結んだことを発表した。

 これまで磐田、熊本、オランダ、タイ、韓国からインドを渡り歩いた末に辿り着いた夢の場所。インド・リーグでの契約を終えた約1年半は所属が決まらずに苦しんでいたが、ふたたびプロとして契約を結んだことに喜びを爆発させ、「冬のステップアップを目指してがんばりまーす」と、まだまだ現役で上を目指すことも宣言している。

 仲のいい2人の"先輩"に可愛がってもらいながら、決して腐らない男、カレン・ロバートの新天地での戦いがスタートする。

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