【J1採点&寸評】浦和0-0長崎|好セーブ連発で「貴重な勝点1」をもぎ取ったGK徳重が最高点!浦和は前線の連係に課題

2018年08月06日 轡田哲朗

浦和――GK西川の数少ないピンチに冷静に対応

【警告】浦和=マウリシオ(18分)、柏木(40分)、宇賀神(86分) 長崎=なし
【退場】長崎=なし
【MAN OF THE MATCH】徳重健太(長崎)

 [J1リーグ20節]浦和0-0長崎/8月5日/埼玉
 
【チーム採点・寸評】
浦和 5.5
ここ数試合と対照的にボールを持つ時間が長くなったが、崩し切るだけの力は見せられず。際どいシュートもあったが、GK徳重にことごとく防がれた。
 
【浦和|採点・寸評】
GK
1 西川周作 6
出番の多い試合ではなかったが、鈴木との1対1では最後まで動かずにコースを消して、シュート失敗に追い込んだ。
 
DF
31 岩波拓也 6
攻撃参加も求められる中で効果的なフィードもあった。ロングボールへの対応も及第点で「無失点という仕事はできた」と振り返った。

2 マウリシオ 5
裏を狙われた際の対応に不安定さは否めず、鈴木の決定機はその形から。前半には累積3枚目のイエローカードを受けた。
 
5 槙野智章 6
攻撃参加してミドルシュートやヘディングシュートを放つ積極性を見せ、守備でも穴は空けず。米田のシュートも好ブロック。

MF
27 橋岡大樹 6(84OUT
対人守備の強さを見せ、長崎のポイントになる対面の翁長に縦への突破を許さなかった。攻撃に関わった時のプレーの質を上げたい。
 
10 柏木陽介 
最終ライン近くまでボールを受けに降りれば攻撃の最終局面に絡む場面もあり、運動量が豊富。直接フリーキックは惜しくもセーブされた。
 
16 青木拓矢 5(59OUT
生きたボールを前線に入れられず、ポジショニングミスでカウンターを許す場面もあり。疲労も見え、早いタイミングの交代は自然だった。
 

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