【J1展望】広島×湘南|”走って戦える”両軍の対決は激戦必至!鍵は連戦の疲労か

2018年08月04日 サッカーダイジェスト編集部

広島――自分たちのアイデンティティを取り戻した

故障者/広島=森﨑和、野上 湘南=なし
出場停止/広島=なし 湘南=なし

J1リーグ20
サンフレッチェ広島 湘南ベルマーレ
8月5日(日)/19:00/エディオンスタジアム広島
 
サンフレッチェ広島
今季成績(19節終了時):1位 勝点44 14勝2分3敗 31得点・13失点
 
【最新チーム事情】
●J1最多得点を誇る横浜を1失点に封じ、4得点で快勝。
●柴崎が2アシストを含む全得点に絡む。
●パトリックが2得点、14得点で得点王争い首位を快走。
●渡が待望のJ1初得点。
【担当記者の視点】
 インテンシティの高い広島の攻守が、前節の三ツ沢で復活した。横浜に70%近くボールを持たれていても、厳しく身体を寄せ、激しく肉体をぶつけ、シュートや決定的なパスに対しては身体を投げ出し、ギリギリまで足を出してブロックする。華麗でもなく優美でもないが、自分たちが勝ってきたサッカーはこれだという確信をもって戦いを挑み、そして完勝した。連敗を防いだだけでなく、自分たちのアイデンティティを取り戻したという意味でも、大きな意味を持つ1勝だった。
 
 ただ、湘南との戦いは決して簡単ではない。前半戦では彼らのアグレッシブなサッカーの前に大苦戦。2-0で勝利したのが不思議なほどの内容だった。広島も湘南も中3日だが、湘南は2連戦目であり、広島は3連戦目。コンディション面での不利をどうクリアしていくか。横浜戦での快勝劇をつなげることができるか。

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