【2018夏の欧州移籍市場】 ここまでの各国ビッグディール&主要選手の動きを総まとめ!

2018年08月02日 サッカーダイジェストWeb編集部

何といってもC・ロナウドのユーベ入り!

左から、C・ロナウド(ユベントス)、ナインゴラン(インテル)、ファビアン(ナポリ)、パストーレ(ローマ) (C) Getty Images

 欧州サッカー夏の風物詩とも言える移籍市場は、活況を呈している。
 
 今シーズンはイングランド・プレミアリーグ(現地時間8月9日)とイタリア・セリエA(8月18日)が例年より大幅に締め切りが早いということで、これまでとはやや異なる動きが見られる。
 
 8月に入り、さらに各クラブの動きが活発になるだろうが、本項ではここまで決定した欧州絡み(欧州から他大陸へ動いたケースもあり)の移籍を、国単位で移籍金1500万ユーロ(約19億5000万円)以上に絞って高い順に、改めて紹介していく。(データは8月1日現在)
◇イタリア
FW C・ロナウド(ユベントス←R・マドリー) 1億1700万ユーロ(約152億円)
DF カンセロ(ユベントス←インテル) 4040万ユーロ(約52億5000万円)
FW D・コスタ(ユベントス←バイエルン)※1 4000万ユーロ(約52億円)
MF ナインゴラン(インテル←ローマ) 3800万ユーロ(約49億4000万円)
MF ファビアン(ナポリ←ベティス) 3000万ユーロ(約39億円)
FW ヴェルディ(ナポリ←ボローニャ) 2500万ユーロ(約32億5000万円)
MF パストーレ(ローマ←パリSG) 2470万ユーロ(約32億円)
GK メレト(ナポリ←スパル) 2200万ユーロ(約28億6000万円)
MF マンドラーゴラ(ウディネーゼ←クロトーネ) 2000万ユーロ(約26億円)
FW クライファート(ローマ←アヤックス) 1725万ユーロ(約22億4000万円)
FW L・マルティネス(インテル←ラシン) 1600万ユーロ(約21億円)
FW ドゥフレル(ローマ←サッスオーロ)※2 1500万ユーロ(約19億5000万円)
FW コレア(ラツィオ←セビージャ) 1500万ユーロ
※1=昨シーズンにレンタル加入して今オフに完全移籍
※2=その後、サンプドリアにレンタル移籍
 
 ここまでの移籍市場で最大の話題となったのが、マンチェスター・ユナイテッド、レアル・マドリーでの15年間で、国内リーグからチャンピオンズ・リーグまで26ものタイトルを獲得し、個人でもバロンドールを5回も受賞した世界一のスーパースター、クリスチアーノ・ロナウドのユベントス移籍だ。
 
 マドリーでの時間を終えようとしていたC・ロナウドと、悲願のチャンピオンズ・リーグ制覇に向けての"ラストピース"を欲していたユベントスが結び付き、誰もが驚くビッグディールが比較的短時間のうちに成立した。
 
 彼以外にも、各ポジションにバランスの良い補強を進めているユベントスだが、他クラブも例年になく高額での補強に積極的であり、インテル、ナポリ、ローマは多くの戦力補強を実現させている。強豪のなかで、ウディネーゼがひとりの選手に2000万ユーロ(約26億円)を費やしたのは特筆すべき点だろう。

次ページ充実の補強を展開したリバプール、ウェストハムも積極的

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