【W杯 準々決勝プレビュー】オランダ対コスタリカ|ドゥアルテを欠くコスタリカの守備陣が、オランダ攻撃陣を止められるか

2014年07月05日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

CBドゥアルテの出場停止は痛恨だ。

オランダ】
[出場停止]なし
[故障欠場]ナイジェル・デヨング(MF)

【コスタリカ】
[出場停止]オスカール・ドゥアルテ(DF)
[故障欠場]ロイ・ミラー(DF)

準々決勝
オランダ 対 コスタリカ
17:00(日本時間6日5:00)キックオフ
フォンチ・ノーバ(サルバドール)
 
【勝負のポイント】
ドゥアルテを欠くコスタリカ守備陣
 
 ロッベンを筆頭に、ファン・ペルシ、スナイデルとワールドクラスが居並ぶオランダの攻撃陣をコスタリカが止められるか。焦点はこの一点に尽きる。その意味でも、中央で堅守を見せてきたドゥアルテの出場停止は痛恨だ。力量的に遜色のない控えのミラーも怪我で離脱し、クオリティーの大きな低下が否めない。
 オランダは堅守からの速攻だけでなく、相手が引いた場合は3トップに変更してボールを支配し、膠着状態を打開できる。圧倒的優位は動かしがたい。
 
[オランダの視点]
 圧倒的優位の下馬評のなか、気の緩みとともに気になるのは、メキシコ戦で怪我をしたデヨングの欠場だ。中盤の守備を一手に担うこの強靭なボランチの代役は事実上不在で、どの人材をどう組み合わせてもフィルター機能は落ちるだろう。ボールを支配して前掛かりになったところをカウンターで突かれる、そんな展開は絶対に避けたい。
 
[コスタリカの視点]
 ドゥアルテに代わって3CBの一角に入るであろうアコスタが、ゴンサレス、ウマニャと連係しながら、どこまで踏ん張れるか。
 オランダ攻略の糸口があるとすれば、やはりデヨングの不在だ。司令塔のボルヘスがある程度自由にボールを持つことができれば、危険なカウンターを繰り出せるはず。右サイドのガンボアが、オランダの左サイドとの攻防戦で優位に立てば、さらにチャンスは広がるだろう。
 
 
◆過去の対戦成績
初対戦
 
ワールドサッカーダイジェスト編集部
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