【移籍市場超速報】イトゥルベ争奪戦で劣勢のミラン、フランス代表のヴァルビュエナとグリーズマンを代替候補に

2014年07月04日 ジャンルカ・ディ・マルツィオ

イトゥルベ獲得に失敗した場合の新戦力候補として。

ワールドカップで活躍中のフランス代表の両翼、ヴァルビュエナ(右)とグリーズマン(左)を、ミランはリストアップした模様。 (C) Getty Images

 ユベントスとミランによるファン・マヌエル・イトゥルベの争奪戦が佳境に入ってきた。
 
 ユベントスはすでに選手サイドと合意に達しており、保有権を持つヴェローナとの交渉を続けている。一方、ヴェローナと友好的な関係にあるミランは、2800万ユーロ(約39億2000万円)という移籍金を用意してセアン・ソリアーノSD(来シーズンはミランSDに就任の噂あり)を説得にかかっている。とはいえ、この資金を捻出するためには、カカの契約解除分だけでは不足しており、マリオ・バロテッリ、マッティア・デ・シリオなど主力級の放出が不可欠だ。
 
 ヴェローナは表向き、3000万ユーロ(約42億円)という値札を下回る金額で売却するつもりはないという立場を守っている。水面下の駆け引きはまだまだ続きそうだ。
 
 ちなみに、現時点でやや劣勢に立たされているミランは、イトゥルベ獲得に失敗した場合の新戦力候補として、フランス代表で活躍中のマテュー・ヴァルビュエナ(マルセイユ)とアントワン・グリーズマン(レアル・ソシエダ)をリストアップしている模様だ。
 
文:ジャンルカ・ディ・マルツィオ
翻訳:片野道郎
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