長崎がファンマの決勝点でFC東京から金星!首都クラブは10試合ぶりの敗戦

2018年07月27日 サッカーダイジェストWeb編集部

分厚い攻撃で77分に決勝点!

長崎は集中力の高い守備で無失点。新加入のバイスも存在感を見せた。写真:徳原隆元

[J1リーグ18節]FC東京0-1長崎/7月27日(金)/味スタ
 
 J1リーグ18節のFC東京対長崎が27日、味の素スタジアムで行なわれ、1-0で長崎が勝利した。長崎はこれでリーグ戦の連敗を3でストップ。無失点も4試合ぶりだ。
 
 前半は0-0で終わったものの、長崎が質の高いチャンスを作ってFC東京を苦しめた。31分にはサイドチェンジのフィードを受けた飯尾竜太朗がヘッドで中央に折り返し、ファーサイドに走り込んだ翁長聖が合わせる。しかし、これは上手くヒットせずに枠外へ。長崎は35分頃にも立て続けにシュートを放つなどFC東京のゴールに迫った。
 
 後半に入ると、FC東京が流れを変えるべく選手を交代。永井謙佑に代えて富樫敬真を送り込む。
 
 しかし、試合の趨勢は変わらない。長崎は粘り強く守りつつ、55分にセットプレーから鈴木武蔵が決定的なヘッドを放ち、攻撃の圧力を強める。そうして迎えた77分、ついに均衡を破った。
 
 クロスのセカンドボールを拾った黒木聖仁がシュートフェイクでDFをかわし、ゴール前に浮き球のパスを供給。これを鈴木がヘッドでつなぎ、最後はファンマがゴールに押し込んだ。
 
 これが決勝点になり、長崎が勝点3を獲得。順位は15位から変わらなかったが、13位・横浜、14位・柏と並ぶ勝点20に伸ばした。一方のFC東京は8節のC大阪戦以来、10試合ぶりの黒星を喫している。
 
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