最も獲得をプッシュされたのは?
今回の『Four Four Two』の特集では、ネイマール(左上)やアザール(右上)といったワールドクラスのタレントに加え、エムバペ(左下)やディバラ(右下)などの次代を担う若手スターも取り上げられた。 (C) Getty Images
今夏の移籍市場で、ポルトガル代表FWクリスチアーノ・ロナウドをユベントスに売り、9年に渡る関係に終止符を打ったレアル・マドリーは、今、その偉大なクラックの後釜探しに奔走している。
今月20日にブラジルの"神童"ヴィニシウスを移籍金4500万ユーロ(約58億5000万円)という破格の値段で買い付けたが、18歳の青年にC・ロナウドの代役を担わせるのは、あまりに酷だろう。
はたして「ロス・ガラクティコス(マドリーの愛称。銀河系軍団の意)」は、一体誰を新たなる大黒柱に据えるのか? この大きなテーマについて、英国のサッカー専門誌『Four Four Two』は「最もC・ロナウドの穴埋めができそうなプレーヤー・ベスト10」と題して、今夏の実力派のアタッカーたち10人を取り上げている。
この企画のなかで、同誌が最も獲得をプッシュしたのは、チェルシーで10番を背負うベルギー代表MFのエデン・アザールだ。
すでにマドリーが触手を伸ばしているとされ、当人が先のロシアW杯後に「そろそろ、違うものを探す時が来たかもしれない」と語るなど、いわゆる"両想い"の関係といわれているアザールについて、同誌は次のように紹介している。
今月20日にブラジルの"神童"ヴィニシウスを移籍金4500万ユーロ(約58億5000万円)という破格の値段で買い付けたが、18歳の青年にC・ロナウドの代役を担わせるのは、あまりに酷だろう。
はたして「ロス・ガラクティコス(マドリーの愛称。銀河系軍団の意)」は、一体誰を新たなる大黒柱に据えるのか? この大きなテーマについて、英国のサッカー専門誌『Four Four Two』は「最もC・ロナウドの穴埋めができそうなプレーヤー・ベスト10」と題して、今夏の実力派のアタッカーたち10人を取り上げている。
この企画のなかで、同誌が最も獲得をプッシュしたのは、チェルシーで10番を背負うベルギー代表MFのエデン・アザールだ。
すでにマドリーが触手を伸ばしているとされ、当人が先のロシアW杯後に「そろそろ、違うものを探す時が来たかもしれない」と語るなど、いわゆる"両想い"の関係といわれているアザールについて、同誌は次のように紹介している。
「この男は、この夏からマドリーの攻撃を任される可能性が最も高い。アザールは両足で精度の高いキックが繰り出せて、絶妙なドリブルから相手の裏を突くような創造性に富んだパスを繰り出す。よって、C・ロナウドよりはゲームメーカー色が強い選手だ。今の彼はトップコンディションにあり、移籍するならここしかない」
また『Four Four Two』は、パリ・サンジェルマンに所属する2人のアタッカーも有力な候補だとしている。フランス代表FWのキリアン・エムバペとブラジル代表FWのネイマールだ。
同誌は、前者について「この19歳は、すでにスーパースターの地位を確立している。ロシアW杯でも示した通り、技術的に申し分なく、精神力は自信に満ちている」と紹介。後者についても、「非常に魅力的で、元バルサのスターをマドリーが獲得すれば、強力なPRに繋がる」と綴った。
しかし、この2選手に関しては、獲得にかかる莫大な支出、さらにマドリーが公式サイトで獲得交渉を否定したことを考えれば、今夏に加わる可能性は低いと言えそうだ。『Four Four Two』も、「2人とも異常に値が張るため、獲得は別の機会となるだろう」と見立てている。