「厳しい目で見ている時もあったけど…」浦和・遠藤航がサポーターに感謝のラストメッセージ

2018年07月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

ラストゲームはチャンスを活かしきれずドロー決着

渡欧前のラストゲームとなった遠藤。勝利で飾ることはできなかったが、持ち前の球際の強さと走力を活かした守備で存在感を発揮した。写真:川本 学

[J1リーグ17節]C大阪1-1浦和/7月22日/ヤンマー
 
 ベルギー1部のシント=トロイデンに移籍することが決まった浦和レッズの遠藤航がサポーターをはじめとした関係者に向けて、感謝の言葉を語った。
 
 遠藤にとって渡欧前、最後のゲームとなったセレッソ大阪戦は、開始8分にセットプレーから元同僚の高木俊幸に決められ、ビハインドを負う展開に。浦和はアウェーながら押し込み、幾度となくチャンスを迎えるものの得点を決めきれない。
 
 終盤の78分、ようやくCKからのマウリシオの折り返しを興梠慎三が押し込み、同点に追いつく。その後、両チームともにチャンスを迎えたが決め切れず、試合は1対1のドローに終わった。
 
 試合後、フラッシュインタビューに応じた遠藤は、浦和での最後のゲームを振り返り「もちろん気持ちの面ではモチベーションはすごく高かったんですけど、できるだけいつも通りプレーすることを心掛けながらやりました」と、高ぶる気持ちを抑えつつゲームに入ったことを告白。浦和での2年半を振り返って、「サポーターに対しては本当に感謝しかないです。いつも厳しい目で見ている時もありましたけど、勝った時は一緒になって喜んでくれて。チームとしても、個人としても成長させてくれたし、サポーターの皆さんにはまず、そういったことを感謝しています」と、サポーターへの感謝の言葉を述べた。
 
 また、「浦和に関わるすべての人に感謝したい」という遠藤。「みんながいたからこそ自分はここに来れたと思っている。また向こうで頑張っていきたい」と語り、映像を通じて関係者へ感謝を伝えるとともに、新天地での決意を語った。
 
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