イニエスタがF・トーレスとの“Wデビュー”を語る「彼がデビューできたことも喜んでいる」

2018年07月22日 多田哲平(サッカーダイジェスト)

「本当にすごく大切な友人」

湘南戦でデビューを果たした元スペイン代表のイニエスタ。同胞フェルナンド・トーレスのデビューについても喜びを語った。写真:滝川敏之

[J1リーグ17節]神戸0-3湘南/7月22日/ノエスタ
 
 今夏からヴィッセル神戸に加入したアンドレス・イニエスタが7月22日の湘南ベルマーレ戦で、ついにJデビュー。大声援に包まれながら、59分からノエビアスタジアム神戸のピッチに立つと、圧巻のパスセンスで観客を沸かせた。
 
 残念ながらチームは0-3で敗れたものの、イニエスタの存在感はやはり別格で、ボールを持つたびに、ほぼ満員に埋まっているスタンドからどよめきが起こる。注目度の高さを改めて実感させられた。
 
 イニエスタは試合後、「まずは自分のホームスタジアム、仲間たち、そして観客たちの前でデビューできたことに対してすごく嬉しい気持ちになりました。まだこれから身体の状態を上げていって、より良いプレーをしたい。時間をかける必要がありますが、できるだけ早く良いプレーができるようにしたい」とピッチに入った瞬間の心境と、今後の意気込みを語った。
 
 一方で、もうひとり大きな注目を集めていたのがサガン鳥栖のフェルナンド・トーレスだ。神戸の試合から1時間遅れてキックオフされたベガルタ仙台戦で、こちらも後半途中から出場し、Jデビューを飾った。
 
 この知らせを聞いたイニエスタは、「フェルナンド・トーレスに関しては、本当にすごく大切な友人なので、本当に彼がデビューできたことも喜んでいます」とコメント。スペイン代表でもともにプレーをしてきた同胞との"Wデビュー"を祝福した。
 
【特集PHOTO】神戸のイニエスタ、ついにJリーグのピッチへ!

取材・文●多田哲平(サッカーダイジェストWEB編集部)
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