「これは特別な場所に飾るんだ!」ベルギー代表FWが長友のシャツに込めた“特大の敬意”

2018年07月05日 サッカーダイジェストWeb編集部

メルテンスの記憶に刻まれた「ロストフの死闘」

セリエAでも何度も闘ってきた好敵手・長友(左)と日本代表に、メルテンス(右)は最大限の敬意を示した。(C)Getty Images

 月曜日に西野ジャパンと壮絶戦を繰り広げたベルギー代表のFW、ドリース・メルテンスが熱いメッセージを寄せた。
 
 ナポリが誇るウインガーは7月4日に自身の「インスタグラム」を更新。ストーリー画面に掲載された写真は、胸元に背番号5が刻印されたサムライブルーのユニホームだ。ほかでもない、日本代表の左SB長友佑都のキットである。そして、こんな一文を添えた。
 
「僕はこのシャツを特別な場所に飾るんだ! フィールドの中でも外でも、日本代表をリスペクトしている」
 

 3-2でベルギーが劇的な逆転勝利を挙げたゲームで、メルテンスと長友は同サイドで何度も激しく身体をぶつけ合うなど、見応えあるマッチアップを展開した。セリエAでも長きに渡ってバトルを演じてきた好敵手と交換したユニホームには、こみ上げてくる感慨があったのだろう。さらには、試合後のロッカールームを綺麗に清掃した上で、ロシア語でスパシーバ(ありがとう)のメッセージを添えて会場を後にした日本代表チームへの敬意も込めた。
 
 日本代表の歴史に深く刻み込まれた「ロストフの死闘」は、メルテンスにとっても忘れがたい特別な記憶となったのだ。
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