【日本2-3ベルギー|採点&寸評】最後の最後でカウンターを許したのは痛恨。ただ、乾のゴールは今大会のハイライトのひとつだ

2018年07月03日 白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

吉田は慎重かつ大胆に良い守りをしていた

【警告】日本=柴崎(40分) ベルギー=なし
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】シャドリ(ベルギー)

[ロシアW杯決勝トーナメント1回戦] 日本2-3ベルギー/7月2日/ロストフ・アレーナ(ロストフ)
 
【日本代表・総評】
5.5
前半途中から防戦一方。中盤でのパスミスが目立ち、ベルギーのペナルティエリア内に侵入する回数は限られた。後半に原口と乾のゴールで一時は2-0とリードしたが、まさかの逆転負けを喫した。最後の最後でカウンターを許したのは痛恨だった。
 
 
【選手採点・寸評】
GK
1 川島永嗣 5
25分にアザールのミドルをナイスパンチング。ただ、自身のパンチングミスから結果的にヴェルトンゲンのゴールを招いた。84分のビッグセーブも、どちらかと言えば不安定だった。
 
DF
3 昌子 源 6
ルカクとのマッチアップでは心身ともにタフな戦いを強いられた。後半に入っても身体を張って奮闘していただけに、悔しい敗戦。
 
5 長友佑都 6
21分にルカクのシュートを阻止。42分のヘッドでのクリアも落ち着ており、後半も走りに走って最後まで戦い抜いた。
 
19 酒井宏樹 6
5分のスライディングタックルは見事。1対1の局面でもあっさり抜かれることはなかった。個のパフォーマンスは決して悪くなかった。
 
22 吉田麻也 6
エリア内で慎重に、エリア外で大胆にアタックするなど強弱をつけたディフェンスが目を引いた。25分のクリア、69分のシュートブロックもグッドだった。
 

次ページ右足を一閃。原口の先制弾は価値ある一撃だった

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