【ロシアW杯決勝T1・決定カード】ウルグアイ×ポルトガル|史上初の顔合わせはストライカー対決に要注目!

2018年06月26日 サッカーダイジェストWeb編集部

クラブでの宿敵同士の対決も興味深い

スアレス(左)とC・ロナウド(右)の代表レベルの対決は非常に新鮮であり、楽しみだ。 (C) Getty Images

 開催国ロシアを3-0で下し、初のグループステージ3連勝を果たしたウルグアイは首位でグループAを通過。一方、ポルトガルはイラン相手に1点リードを保ち、グループBの首位が見えていたが、土壇場で追いつかれて2位となった。この両国が、決勝トーナメント1回戦(決勝T1)で対峙する。
 
◇グループステージ成績
ウルグアイ
グループA1位:3勝・5得点0失点
○1-0 エジプト
得点者:ヒメネス
○1-0 サウジアラビア
得点者:スアレス
○3-0 ロシア
得点者:スアレス、オウンゴール、カバーニ
 
ポルトガル
グループB2位:1勝2分け・5得点4失点
△3-3 スペイン
得点者:C・ロナウド(3点)
○1-0 チュニジア
得点者:C・ロナウド
△1-1 イラン
得点者:カレスマ
 ともにサッカー界の強豪であり、W杯にも多く出場しているにもかかわらず、これまで大舞台での対決は一度もない。それどころか、親善試合でも最後に対決したのは46年前ということで、非常に新鮮な顔合わせとなった。
 
◇通算対戦成績
(ウルグアイの)1分け1敗
1966年 ポルトガル 1-1 ウルグアイ(親善試合)
1972年 ポルトガル 3-0 ウルグアイ(親善試合)
 
 この2か国の対決で最も注目、そして期待されるのは、やはり両国が誇る世界トップレベルのストライカーによるゴールの競演だろう。
 
 ウルグアイでは2試合連続決勝点のルイス・スアレス、ロシア戦でようやく初ゴールを奪ったエディンソン・カバーニ、ポルトガルでは、ここまで4ゴールのクリスチアーノ・ロナウドが、それぞれどんなプレーを披露するか。ちなみにこの3人、スアレスとカバーニは3大会連続、C・ロナウドにいたっては4大会連続でゴールを記録している。
 
 また、ウルグアイは3試合無失点と堅守を誇っており、これをチュニジア、イラン相手にそれぞれ1得点に終わったポルトガルが破れるのかも注目すべき点だ。
 
 ウルグアイの守備リーダーはアトレティコ・マドリー所属のディエゴ・ゴディンであり、彼やバルセロナのスアレスと、レアル・マドリーのC・ロナウドが、代表のユニホームに着替えて対峙するという点も興味深いものがある。
 
 注目の対決は、6月30日(日本時間7月1日午前3時開始)にソチで行なわれる。
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