【総体・出場校一覧】全代表校が決定!埼玉は”赤き血のイレブン”で知られる伝統校が9年ぶりに…

2018年06月24日 サッカーダイジェストWeb編集部

かつて高校サッカー界を席巻した浦和南が全国の舞台に帰還!

近年は全国の舞台に縁がなかった浦和南。今予選は安定感のある戦いぶりで、見事に9年ぶりとなるインターハイ出場を決めた。写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)

 ついに夏の檜舞台に挑む男女計71チームが出揃った。

 6月23日、男子で唯一代表校が決まっていなかった埼玉と東京で準決勝を実施。決勝に進出を決めた各2チームがインターハイに挑む権利を手に入れた。注目を集めたのは埼玉準決勝に登場した浦和南だ。

 1973年と74年に選手権を制するなど、過去に日本一を4度経験している伝統校は、立教新座と対戦。序盤から一進一退の展開となったが、前半14分にFKの流れから狩集洸哉(3年)が値千金の先制弾を決める。その後は相手にボールを保持される時間を上手く凌ぎ、虎の子の1点を最後まで死守。近年は全国大会にまるで縁がなかった浦和南が、見事に9年ぶり12回目となるインターハイ出場を決めた。

 埼玉のもう1試合では、一昨年のインターハイで全国4強入りを果たした昌平が成徳深谷と激突。県新人戦と関東大会予選を制している成徳深谷を相手に守勢に回る時間も多かったが、昌平が勝負強さを発揮する。効果的に前半と後半に1点ずつを奪い、終わってみれば2-0の快勝。3年連続3回目の全国チケットを手にした。

 一方、東京では関東一が東京朝鮮を撃破。前半だけで2-2という打ち合いのスコアになると、後半も互いに1点ずつを追加して勝負の行方は延長戦に委ねられる。

 ここでも決着が付かず、PK戦で雌雄を決する形となり、関東一が5-4で制して3年連続5度目の出場が決定した。

 その後に行なわれた準決勝の第2試合では、國學院久我山が多摩大目黒を相手に3-2で勝利。こちらは3年ぶり9回目となる夏の全国大会出場だ。

 55チームが出場する男子は8月7日から三重県で行なわれ、16チームで覇権を争う女子は8月1日より静岡県で実施される。初出場は男女合わせて各1校。男子は伊賀白鳳(三重)、女子は常葉大橘(静岡)で、ともに開催県のチームが初めて大舞台に臨む形となった。

 注目の組み合わせ抽選会は6月30日に行なわれる予定だ。

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