【W杯 大会14日目プレビュー】ホンジュラス対スイス戦

2014年06月25日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

リーグ突破を賭け下位2チームの熾烈な戦いが展開される!!

ここまでプレーする選手を苦しめてきたアマゾンの高温多湿は、果たしてホンジュラスに味方してくれるだろうか!? (C) Getty Images

グループE
ホンジュラススイス
16:00(日本時間26日5:00)キックオフ
アマゾーニア(マナウス)
 
【ホンジュラスの視点】
 
 現時点での順位表を見ると、最終戦では4点以上の差をつけてスイスを破ることが決勝トーナメント進出のためには必要となるホンジュラス。非常に難しいミッションとなるが、FWのカルロ・コストリーは「まだ望みはある」と諦める様子はない。
 
 試合が高温多湿なマナウスで行なわれるのは、中米の国であるホンジュラスにとっては大きなアドバンテージにはなるだろう。
 
 初戦の退場により2戦目に出場できなかったウィルソン・パラシオスが、処分が解けてスタメンに復帰する。またウイングのアンディ・ナハルも復帰するようで、攻撃力のアップが期待できる。
 
[得点者]1点:コストリー
[警 告]2回:W・パラシオス、ガリード、B・ガルシア、ベルナルデス、ベンソン
[退 場]1回:W・パラシオス
 
【スイスの視点】
 
 フランスによもやの2-5という大敗を喫し、最終戦を前にグループ3位に沈んでいるスイス。自力での16強進出は不可能な状況で、同勝点ながら得失点差で上を行く2位エクアドルがフランスを破るようだと、ホンジュラス戦では大差での勝利なくして次ラウンドへは進めない。
 
 フランス戦で崩壊した守備陣の立て直しが最重要課題だが、DFリーダーのスティーブ・フォン・ベルゲンが怪我で欠場する。よって、代役候補のファビアン・シェア、もしくはフィリップ・センデロスの出来に要注目だ。
 
 1トップと2ボランチの一角も、先発メンバー変更の可能性が小さくない。前者はハリス・セフェロビッチからヨシプ・ドルミッチ、後者はヴァロン・ベーラミからブレリム・ジェマイリに代わる見込みだ。
 
 今大会を最後に監督業を引退するオットマール・ヒッツフェルト監督は「いつものように勝利を狙いにいく。監督生活最後の試合にする気はない。決勝トーナメントに進めると確信している」と語っている
 
[得点者]1点:メーメディ、セフェロビッチ、ジェマイリ、ジェカ
[警 告]1回:ジュルー
 
◆対戦成績&試合結果
 
ホンジュラス
2勝1分け2敗
スイス
2010年6月25日 スイス 0-0 ホンジュラス
 
 
ワールドサッカーダイジェスト編集部
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