【移籍市場超速報|W杯版】ベルギー代表のルカクは、A・マドリーへの移籍が最有力

2014年06月24日 ジャンルカ・ディ・マルツィオ

A・マドリーは、D・コスタをチェルシーへ売却する方針。

ワールドカップでのルカクは、グループリーグ2試合終了時でいまだノーゴール。今後の爆発はあるか? (C) SOCCER DIGEST

【ベルギー代表】ルカクの争奪戦で先頭に立つA・マドリー
 ワールドカップでは、いまだ本来の実力を発揮できていないとはいえ、ベルギー代表FWのロメロ・ルカクがメルカートの主役のひとりであることに変わりはない。保有権を持つチェルシーは、好条件のオファーがあれば売却してもいいという姿勢だが、レンタルならば応じるつもりはない。
 
 それを承知で動いているのが、ジエゴ・コスタを他でもないチェルシーに売却しようとしているアトレティコ・マドリーだ。この交渉にルカクを組み込んで、D・コスタの後釜を確保しようという目論見だ。まだ具体的な交渉は動き出していないが、A・マドリーが争奪戦で先頭に立っていることは間違いない。
 
【ドイツ代表】ミランがCBムスタフィに関心を寄せるも…
 ミランの獲得リストに、サンプドリアでプレーするドイツ代表CBのムスタフィの名前が挙がっている。しかしムスタフィにはシャルケ、レバークーゼン、ドルトムントというブンデスリーガのビッグクラブも触手を伸ばしており、競合が激化しそうな雲行き。補強予算の少ないミランには厳しい状況だ。

文:ジャンルカ・ディ・マルツィオ
翻訳:片野道郎
 
【写真で振り返る】ベルギーが3大会ぶりのグループリーグ突破
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