「どっちのクロースかな?」「イタリアと同じくらい心が安らぐ!」サッカー界の注目コメント集

2018年06月12日 遠藤孝輔

兄と同様に機転が利くクロース弟の的確なツッコミ。

2017-2018シーズンは、ブンデスリーガ2部のウニオン・ベルリンでキャプテンを務めたフェリックス・クロース。1部昇格を目指し戦ったものの届かず、8位でフィニッシュした。(C)Getty Images

≪注目のコメント①≫
「どっちのクロースかな?」
発言者:フェリックス・クロース(ウニオン・ベルリン/ドイツ)
 
 ロシアW杯を目前に控え、ドイツ代表の主将が難しい選択を迫られている。左足中足骨の骨折で離脱期間は7か月以上。まだ実戦に復帰できていない状態で、このままなら「参加するわけにはいかない」と辞退の可能性を仄めかした。当代きってのGKは間に合うのか。その決断に注目が集まる。
 
≪注目のコメント②≫
「イタリアと同じくらい心が安らぐ!」
発言者:クラウディオ・マルキージオ(ユベントス/イタリア代表)
 
セリエA7連覇を達成した32歳のMFが5月30日に来日。その翌日にイタリア語、英語、日本語を使って、はるか異国へのポジティブな印象を綴り、日本のサッカーファンを喜ばせた。このビッグネームもいつかJリーグへ――。ユベンティーノならずとも、そんな期待を抱きたくなる一言だろう。
≪注目のコメント③≫
「僕の身体年齢は23歳だ」
発言者:クリスチアーノ・ロナウド(レアル・マドリー/ポルトガル代表)
 
 並のフットボーラーなら引退を検討しそうな年齢に差し掛かっても、ポルトガルのスーパースターには関係なし。それもそのはず、本人曰く身体年齢が実年齢より10歳も若いのだとか。「41歳までプレーできるね」と余裕を見せる名手は歩みを止めず、まだまだサッカー界のトップを走り続ける。
 
≪注目のコメント④≫
「9歳の息子だって言い訳できないミスだ」
発言者:ジャンルカ・クルチ(エシルストゥーナ/元イタリア代表)
 
 カリウスへの同情の声が聞かれる一方で、当然ながら批判を展開している者もいる。この元イタリア代表GKもそのひとり。「3失点目はゴールキーパーによくあるミスだ。ただ、1失点目はありえない」と語り、この言葉を発したという。マインツで同僚だった時代におそらく馬が合わなかったのだろう。かつての僚友を容赦なく斬り捨てた。
 
文:遠藤孝輔
 
※ワールドサッカーダイジェスト2018.6.21号より加筆・修正
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