メッシがマラドーナ超え!? ロシアW杯での新記録更新が期待される「9つの偉大なレコード」

2018年06月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

ハメスが日本戦でラッシュを決め込めば?

左からハメス、メッシ、C・ロナウド。ロシアW杯を代表する彼ら稀代のビッグネームも、それぞれが“新記録”達成に挑む。(C)Getty Images

 開幕までちょうど1週間に迫ったロシア・ワールドカップ。英サッカー専門誌『Four Four Two』がファン必見の企画記事を掲載した。今大会での記録更新に期待がかかる「9つのワールドカップ・レコード」を取り上げているのだ。
 
 1930年のウルグアイ大会から数えて21回目となる檜舞台。元ドイツ代表FWミロスラフ・クローゼの大会通算最多得点(16点)や、元北アイルランド代表MFノーマン・ホワイトサイドの最年少出場記録(17歳41日)など、長い歴史のなかでさまざまな新記録が打ち出されては、更新されてきた。はたしてロシア大会ではいくつの新記録が生まれるのか。同誌がピックアップしたのは、偉大なる(細かすぎる)9つのレコードだ。順番に紹介していこう。

 
(1)リオネル・メッシ→「主将としての大会最多得点」
「キャプテンマークを巻いてゴールを決めた数では、ディエゴ・マラドーナの6得点が過去最多だ。この記録に挑むのがリオネル・メッシである。前回の14年大会でアームバンドを付けて4得点を挙げており、もう1点追加すれば、シャーロシ・ジェルシ(元ハンガリー代表)、ウーベ・ゼーラー(元西ドイツ代表)、カール=ハインツ・ルムメニゲ(元西ドイツ代表)、ローター・マテウス(元ドイツ代表)の4人に並んで歴代2位タイとなる。2点決めれば背中を追ってきた同胞の偉大な10番に並ぶが、どうなるか。ちなみにマラドーナはキャプテンとして最多出場の記録も保持(16試合)。これに迫るのはメキシコ代表の39歳DFラファエル・マルケスで、現在14試合となっている」
 
(2)オスカル・タバレス&フェルナンド・サントス→「ふたり合わせて最高齢の指揮官対決」
「今大会でウルグアイとポルトガルがラウンド・オブ16で激突したなら、ひとつの新記録が樹立される。オスカル・タバレス(ウルグアイ代表監督)とフェルナンド・サントス(ポルトガル代表監督)。彼らふたりの年齢を合わせると135歳3か月で、ワールドカップにおける最高齢の指揮官対決となるのだ。ちなみに現在の記録は、前回大会で生まれている。ウルグアイとイングランドの一戦で、タバレスとロイ・ホジソン(当時イングランド代表監督)の年齢を足すと134歳2か月だった」

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