【W杯 大会9日目プレビュー】ホンジュラス対エクアドル戦

2014年06月20日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

指揮官が入れ替わって対決。何とも奇遇なカードが実現。

フランス戦では相手の技術に抗しきれずに荒っぽいプレーも多かったホンジュラス。今回は果たして!? (C) Getty Images

グループE
ホンジュラスエクアドル
19:00(日本時間21日7:00)キックオフ
バイシャーダ(クリチーバ)
 
【ホンジュラスの視点】
 
 フランス戦で退場となったMFウィルソン・パラシオスは、このエクアドル戦では出場停止。代わりには、守備的なMFのホルヘ・クラロスか、テクニックのあるボニエク・ガルシアのいずれかが起用されるだろう。
 
 フランス戦の前半で足首を痛め、ハーフタイムで交代したビクトール・ベルナルデスはフィットネスに問題を抱えており、代わって後半から出場したオスマン・チャベスがそのままエクアドル戦ではスタメンに名を連ねるものと見られている。
 
 ルイス・フェルナンド・スアレス監督は2006年ドイツ大会でエクアドルを率い、逆にエクアドルのレイナルド・ルエダ監督は前回南アフリカ大会でホンジュラスを本大会に導いたという、何とも奇遇なエピソードがある。ちなみに、ふたりともコロンビア人だ。
 
[得点者]なし
[警 告]2回:W・パラシオス、ガリード、B・ガルシア
[退 場]1回:W・パラシオス
 
【エクアドルの視点】
 
 有利と思われた高温多湿のブラジリアで逆転負けを喫した、スイス戦のショックから立ち直れているか。
 
 攻撃の鍵を握るのは、アントニオ・バレンシア、ジェフェルソン・モンテーロのサイドからの突破。また、ワルテル・アジョビの正確な左足キックをセットプレーで活かしたい。
 
 ホンジュラスの"肉弾戦"をうまくかわせるか。カッとなり退場に追い込まれたりすると、次がフランス戦だけに厳しくなる。
 
 ルエダ監督は前述した通り、4年前にホンジュラスを本大会に導き、同国では英雄視された存在。今回の対決には「できれば避けたかった。今でもホンジュラスの人々を愛している」と複雑の心情を吐露している。
 
[得点者]1点:E・バレンシア
[警 告]1回:パレデス
 
◆対戦成績&試合結果
 
スイス
2勝8分け3敗
エクアドル
 
2013年11月19日 ホンジュラス 2-2 エクアドル
2012年2月29日 エクアドル 2-0 ホンジュラス
2011年2月9日 ホンジュラス 1(4PK5)1 エクアドル
2007年9月12日 ホンジュラス 2-1 エクアドル
2006年1月25日 エクアドル 1-0 ホンジュラス
※直近の5試合のみ記載
 
 
ワールドサッカーダイジェスト編集部
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