日本の「平均年齢28.6歳」は何位? W杯出場32か国の“23人”を5つのカテゴリーで徹底比較!

2018年06月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

日本はブラジル、アイスランドと同値の“高齢”に

ポジティブな雰囲気のもとで最終調整に励む西野ジャパン。低い下馬評を覆せるか。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

 6月4日に締め切られたのが、ロシア・ワールドカップの最終メンバー登録だ。出場全32か国はそれぞれFIFAに23名の登録リストを提出。ここに栄えある736人のワールドカップ戦士が出揃った。
 
 今回サッカーダイジェストWEBでは、この"23人"を5つの部門別ランキングで徹底比較する。「平均年齢」「推定市場価格」「自国リーグ所属数」「選手輩出クラブ」「選手輩出リーグ」だ。国や代表チームのカラーの違いが鮮明に映し出されている。
 
 まずは、平均年齢のランキングを見てみよう。2018年6月6日現在の平均値で、小数点2位以下は切り捨てている。気になる西野ジャパンの順位は……。

 
[2018W杯出場国・平均年齢ランキング]
1位 コスタリカ 29.6歳
2位 メキシコ 29.4歳
3位 パナマ 29.3歳
3位 アルゼンチン 29.3歳
5位 エジプト 29.0歳
6位 ロシア 28.8歳
7位 サウジアラビア 28.7歳
8位 ブラジル 28.6歳
8位 日本 28.6歳
8位 アイスランド 28.6歳
11位 スペイン 28.5歳
12位 ポルトガル 28.4歳
13位 ポーランド 28.3歳
14位 スウェーデン 28.2歳
15位 ウルグアイ 28.1歳
15位 オーストラリア 28.1歳
15位 コロンビア 28.1歳
18位 クロアチア 27.9歳
19位 韓国 27.8歳
20位 ベルギー 27.6歳
21位 ペルー 27.4歳
22位 イラン 27.2歳
22位 スイス 27.2歳
22位 セネガル 27.2歳
22位 モロッコ 27.2歳
26位 ドイツ 27.1歳
26位 デンマーク 27.1歳
28位 セルビア 26.8歳
29位 チュニジア 26.5歳
30位 イングランド 26.0歳
31位 フランス 26.0歳
32位 ナイジェリア 25.9歳
 
 最高齢はコスタリカで、最年少がナイジェリアという結果となり、その差は3.7歳。とはいえ想像していたよりも全体的な平均年齢は高めの印象だろうか。
 
 日本は28.6歳でワールドカップ史上最高齢の平均値となったが、それでも8位タイの順位で、グループHで同居するポーランド、コロンビア、セネガルとも大きな差はなく、アジアではサウジアラビアに次ぐ2番手だ。ただ、予想されるスタメンで換算すれば日本の順位はもっと上がるのかもしれない……。優勝候補で見るとアルゼンチンとブラジルの南米2強が上位で、ドイツ、フランス、イングランドの欧州勢が下位にいるのが興味深い。
 
 ちなみに今大会にエントリーしている最高齢は、エジプトのGKエサム・エル・ハダリの45歳で、フィールドプレーヤーではメキシコのDFラファエル・マルケスの39歳が最高値。一方でヤンゲスト・プレーヤーはオーストラリアのFWダニエル・アルザーニで、1999年生まれの19歳である。ほかにもキリアン・エムバペ(フランス)、トレント・アレクサンダー=アーノルド(イングランド)、アシュラフ・ハキミ(モロッコ)、フランシス・ウゾー(ナイジェリア)、ホセ・ルイス・ロドリゲス(パナマ)、ムサ・ワゲ(セネガル)の6選手が1998年生まれの19歳だ。
 

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