メッシ、ハットトリック&アシストの大活躍! アルゼンチンの全得点に絡んでフル出場を果たす

2018年05月30日 サッカーダイジェストWeb編集部

巧みな動きでフリーの状況を作り出す

ほぼ一方的に攻撃を仕掛け続けた90分間。全てのゴールに絡んだメッシは、アルゼンチンにとって最大の武器であるとともに、生命線でもあることを改めて証明した。 (C) Getty Images

 5月29日(現地時間)、国際親善試合でアルゼンチンはハイチを4-0で下した。
 
 ボカのホーム、ボンボネーラで行なわれた一戦、大観衆が見つめるなかでアルゼンチンは最初から主導権を握り、17分に早くも先制ゴールを奪う。ロ・チェルソがペナルティーエリア左側を突破しようとして倒されて得たPKを決めたのは、エースのメッシだった。
 
 冷静にゴール左隅に決めた背番号10は、巧みな動きでフリーな状況を作り、チャンスに絡んでいく。前半は1ゴールに終わったものの、後半に入ってその得点力が爆発した。
 
 58分、パボンが左サイドで粘ってクロスを入れると、ファーサイドでフリーを受けたメッシは難なくゴールに押し込んで2点目。さらに66分には、自身が起点となった攻撃から、ロ・チェルソのヘッドを相手GKが弾いたところを詰めてハットトリックを達成した。
 
 その3分後には、カウンターからアグエロに完璧なスルーパスを通し、アシストを記録したメッシ。90分間、ピッチに立ち続けたエースは、チームの全得点に絡む活躍を見せ、改めてその存在の大きさを示した。
 
 アルゼンチンの出場メンバーは以下の通り。チームは今後、6月9日にエルサレムでイスラエルと最後のテストマッチを行なった後、本大会に臨み、16日にアイスランド、21日にクロアチア、26日にナイジェリアと、グループステージを戦う。
 
GK:カバジェロ
DF:サルビオ、ファシオ(→ロホ)、オタメンディ、タグリアフィコ(→アクーニャ)
MF:マスチェラーノ、ロ・チェルソ(→バネガ)
2列目:ランシーニ(→メサ)、メッシ、ディ・マリア(→パボン)
CF:イグアイン(→アグエロ)

 なお、5月30日に行なわれた、他のW杯出場国のテストマッチの結果は以下の通り。

パナマ 0-0 北アイルランド

ペルー 2-0 スコットランド
得点:クエバ(37分)、ファルファン(47分)

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