【日本代表】「深い心理があって言ったわけではない」。岡崎が“あの意味深発言”の真意を説明

2018年05月29日 白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

「100パーセントでなければ行く意味がない」と言っていたが…

あの意味深発言について岡崎は? 写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

 2018年5月21日の代表練習初日、岡崎は意味深な発言をした。
 
「100パーセントでなければ(ワールドカップに)行く意味がない。年齢的にも、ただ行くだけだったら意味がないと思う。やっぱり100パーセントでやれるかどうか。最後にここで確認して存在価値みたいなものを出せたら、やっぱり行きたいなと。そこは自分自身で判断できます。行きたいという気持ちはあるけど、チームの力になれるかどうかは、最後になってみないと分からない」
 
  岡崎は足の負傷によりコンディションが整っていなかった。だから、ここから調整したうえで、最終確認の場をガーナ戦と決めていたのだ。あの日の発言を鵜呑みにすれば、間違いなく「最終確認の場はガーナ戦」と言っている。捉え方によっては、そこで100パーセントのプレーができなければ出場辞退もあるというふうに聞こえた。
 
 だが、真意は違った。試合前日のミックスゾーンで岡崎はその発言について次のように主張した。
 
「100パーセントじゃないとワールドカップで勝てないということ。レスターでやっていてもそうだし。いっぱいいっぱいでやっていても思いますし、チャンピオンズ・リーグとかを経験してもそうだし。まあ、深い心理があって言ったわけではない。ただ、ワールドカップとか、世界を相手にするところでやっぱり状態が悪ければ、それだけチームが犠牲になると思うし。100パーセントに持っていく努力はしていく」
 
取材・文:白鳥和洋(サッカーダイジェスト編集部)
 
 
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