「正しい決断をしないといけない」「ありがとう。でも、君はクビだ」サッカー界の注目コメント集

2018年05月29日 遠藤孝輔

怪我の回復次第では出場メンバーから外れる可能性も。

W杯予備登録メンバーに選ばれているノイアー。状態によっては本大会の出場メンバーから外れる可能性を自ら示唆した。(C)Getty Images

≪注目のコメント①≫
「正しい決断をしないといけない」
マヌエル・ノイアー(バイエルン/ドイツ代表)
 
 ロシアW杯を目前に控え、ドイツ代表の主将が難しい選択を迫られている。左足中足骨の骨折で離脱期間は7か月以上。まだ実戦に復帰できていない状態で、このままなら「参加するわけにはいかない」と辞退の可能性を仄めかした。当代きってのGKは間に合うのか。その決断に注目が集まる。
 
≪注目のコメント②≫
「ありがとう。でも、君はクビだ」
発言者:ズラタン・イブラヒモビッチ(LAギャラクシー/元スウェーデン代表)
 
 アメリカの人気トーク番組『ジミー・キンメル・ライブ!』に出演した際の一言だ。マデイラ空港に設置されている出来の悪さで有名なC・ロナウドの銅像について振られると、製作者を「クビにする」とニヤリ。スタジオの爆笑を誘った。MLSでやや調子を落とすも"ズラタン節"は健在だ。
 
≪注目のコメント③≫
「トロフィーを落とすのがなんだか流行っているね(笑)」
発言者:セルヒオ・ラモス(レアル・マドリー/スペイン代表)
 
 11年のコパ・デル・レイ制覇時に、トロフィーを落とした経験を持つマドリーの主将がなにやら嬉しそうだ。その理由は、マンチェスター・シティのオレクサンドル・ジンチェンコが同じヘマをやらかしたから。幸い、破損はなかったが、この若手MFの同僚であるイルカイ・ギュンドアンの「だれか直せるところを知らない?」という冗談に被せる形で、このジョークを投稿したのだった。

 
≪注目のコメント④≫
「これもまたスポーツの一部さ」
ラース・シュティンドル(ボルシアMG/ドイツ代表)
 
 ロラン・コシエルニー同様、怪我でロシア行きを断念せざるをえなくなったのが、昨年のコンフェデレーションズカップ得点王だ。4月29日のシャルケ戦で左足首の靭帯を損傷し、泣く泣く手術に踏み切った。ただ、気持ちの整理はついたようだ。その不屈の精神力があるかぎり、大舞台に立つチャンスはまた訪れるはずだ。
 
文:遠藤孝輔
 
※ワールドサッカーダイジェスト2018.6.7号より加筆・修正
 
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