【J1採点&寸評】名古屋2-3柏|2ゴールの江坂をMOMに選出!名古屋はジョーと玉田が及第点

2018年05月21日 今井雄一朗

名古屋――畑尾は多彩なフィードを見せていたが…

【警告】名古屋=ワシントン(75分) 柏=小泉(38分)、伊東(54分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】江坂任(柏)

 [J1リーグ15節]名古屋2-3柏/5月20日/豊田ス
 
【チーム採点・寸評】
名古屋 5.5
前半の和泉と後半のジョーの決定機など判定に泣いた部分があったが、3失点しながら勝つのはなかなかに難しい。良い流れの時に失点してしまう悪癖は今後の課題で、勝負強さを何とか中断期間に身につけたいところ。現時点での最下位はかなりの危機的状況だ。
 
【名古屋|採点・寸評】
GK
22 ランゲラック 6
3失点は守備陣の要としては評価しにくいが、持ち前のシュートストップの凄みは見せた。最終ラインとのコミュニケーションを密にし、後半戦は組織を構築したいところ。
 
DF 
6 宮原和也 5.5
オーバーラップして攻撃に厚みを加える作業は多かったが、クロスの精度と回数には物足りなさが残った。守備面では大きな問題はなかったが、貢献度という点でさらなる奮起を期待したい。
 
 櫛引一紀 5
後半早々のセットプレーからの失点では、ゾーン守備とはいえ目の前でやすやすとヘディングを決められた。それ以外では大きなミスもなかったが、何とかしたかったところ。
 
2 畑尾大翔 5
自分のミスで3点目を奪われたのは、本人も猛省するところ。セットプレーの高さや多彩なフィード能力では力を見せていただけに、何とも無念な試合となった。

14 秋山陽介 5.5
得意のドリブルは随所でチャンスにもつながったが、守備では前半から徹底的に相手の標的となった。ディフェンス強化は喫緊の課題か。
 
MF
28 玉田圭司 6
1ゴール・1アシストの大活躍も、勝利には結び付かなかった。守備への意識も非常に高く、ゲームメイカーとしても周囲にリズムをもたらすプレーぶり。
 
8 ワシントン 5.5
重量感あるディフェンスは柏の速い攻撃にもしっかり対応できていた。一時期増えていたケアレスミスもなく、攻撃のフォローアップに豊富な運動量も見せ、復調をアピール。
 

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