【J1採点&寸評】横浜5-2長崎|多彩な攻撃パターンで5発!! MOMは個人技で2ゴールの仲川輝人に!

2018年05月19日 藤井雅彦

横浜――ルーキーの山田は攻守に存在感

2ゴールを挙げ、逆転勝利に大きく貢献した仲川。持ち前の個人技が光った。写真:徳原隆元

【チーム採点・寸評】
横浜 6.5
追いかける展開になったが、後半の4ゴールで5得点大勝。仲川が個人技を生かして2得点を挙げ、それ以外にもチームとして多彩な攻撃パターンを披露した。ただし失点の内容と時間帯が悪く、後半戦に向けた課題となる。

【横浜|採点・寸評】
GK
21 飯倉大樹 6
1失点目はどうしようもないだろう。2失点目はシュートを弾く位置が悪く、得点者にプッシュを許してしまった。 

DF
27 松原 健 5.5
仲川とのコンビで右サイドを活性化し、フリーランニングで陰のアシスト。しかし2失点目の遠因となったパスミスはいただけない。

22 中澤佑二 6
ファンマとの肉弾戦は一見の価値あり。久しぶりの勝利に安堵するもの、2失点ではディフェンスリーダーとして満足できず。
 
2 ミロシュ・デゲネク 6.5
中澤とともに自陣ゴール前を固め、攻めてはセットプレーからダメ押しとなる5点目をゲット。今季は得点力にも成長が見られる。
 
24 山中亮輔 6
これまでの試合と比較すると、おとなしい内容。今までの攻撃が左サイドの彼に依存し過ぎていたという見方が正しい。
 
MF
6 扇原貴宏 6
中盤の底でパス回しの軸となり、持ち味の美しいサイドチェンジも披露。さらにセットプレーのこぼれ球を泥臭く押し込んだ。
 
38 山田康太 6.5(77分OUT)
豊富な運動量で攻守に存在感。ボールを奪い切ったあとの力強い前進からシュートを放ち、仲川のゴールをお膳立てした。
 
14 天野 純 6(84分OUT)
ボールロストの少ないプレーで攻撃のリズムを作る。デゲネクのヘディングゴールをアシストしたCK精度は秀逸だった。

次ページ横浜――松原とのシンプルなパス交換は高い殺傷能力

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事