５月13日、J１リーグ14節の浦和×鳥栖を日本代表の西野朗監督が視察し、今後のスケジュールと負傷から復帰した香川真司（ドルトムント）について言葉を残した。

　ロシア・ワールドカップ行きを懸けたアピール合戦もいよいよ最終段階。西野監督は12日の横浜×G大阪に続き、この日は埼玉スタジアム2002に足を運んだ。

　試合後、記者陣の取材に応じた西野監督は、明日14日が締め切りとなる35名の予備登録メンバーに関して言及。「基本は出さないということになっています。ポーランドあたりはまとめて出していますけど」とグループリーグ最終節で戦うライバル国を引き合いに出しつつ、日本代表は公にしない方針であると明かした。

　また、本大会に登録する23名のメンバーは、「最終発表は31日になると思います」と５月30日のガーナ戦の翌日に発表する意向を示した。

　一方、12日のブンデスリーガ最終節で左足首の負傷から３か月ぶりに戻ってきた香川については、「最終戦であのような時間帯で戦況もありましたし、なかなか前線で活発に動けるような状況ではない中での投入だったので」と判断が難しいと感想を述べた。ただ、試合に出場できる状況まで回復した事実はポジティブに捉えており、「（負傷から）3か月は立ったけど、復帰したことは良かった」と素直に喜んだ。

　５月14日の予備登録リストを提出したうえで、18日には親善試合のガーナ戦に挑む日本代表メンバーが発表される。果たして、西野監督はどの選手をリストに書き記すのだろうか。

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