去就騒動のグリエーズマンにアトレティコの同僚たちは…「残ってほしい」「135億円ならお買い得だ」

2018年05月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

チェルシーから戻ってきたD・コスタは…

バルサへの移籍話が浮上し、去就問題が騒がれているグリエーズマンにアトレティコの同僚たちがコメントを寄せた。 (C) Getty Images

 ヨーロッパリーグ(EL)決勝を控えるアトレティコ・マドリー。5月9日のメディア解放デーで、ディエゴ・シメオネ監督や複数の選手が会見に応じた。話題となったのは、バルセロナ移籍が騒がれているアントワーヌ・グリエーズマンの去就だった。

 アトレティコのミゲル・アンヘル・ヒル・マリンCEOが前日に公式声明でバルセロナを非難したこともあり、グリエーズマンを巡る一連の去就問題には注目が集まっている。

 しかし、『ESPN』によると、キャプテンのガビは、「僕らにはコントロールできないことだ」と話し、チームがマルセイユとのEL決勝に向けて集中していると強調した。

「僕らは非常にリラックスしており、決勝に向けて集中している。それから彼の未来をみていこう。アントワーヌは僕らにとって非常に重要な選手で、世界のどのチームでもプレーできる。シーズンを通じて騒がれてきたが、僕らが望むのは決勝に集中し、トロフィーを勝ち取ることだけだ」
 
 スペイン代表MFのコケは、「みんなここに残ってほしい。僕らは素晴らしいグループだからね」とグリエーズマンの残留を希望した。

「バルサのようなビッグクラブがグリエーズマンを望むのは誇らしいことだけど、彼は僕らと一緒におり、僕らとの優勝を望んでいるというのが現実だ。シーズン後にどうなるかみていこう。彼はアトレティコと契約を結んでおり、決勝で必ず良いプレーをしてくれるはずだ」

 2014年の夏にアトレティコからチェルシーに移籍し、今年1月に復帰したジエゴ・コスタは、「自分が復帰したことは、彼が残るべきか去るべきかを意味するものではない」と、退団するかは、グリエーズマン本人が決めることと続けた。

「グリエーズマンは自分が何をすべきか分かっている。僕らにとっていかに重要で、僕らがいかに残留を望んでいるかも知っている。だけど、移籍するかどうかは彼自身が決めることだ。ロッカーでの彼はとても普通で、特に変わらない。今はチームに専念しており、この決勝で勝つことを望んでいる」
 

次ページ契約解除金は7月を過ぎれば1億ユーロに。

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