グリエーズマンがバルサへ電撃移籍!? 成否は「違約金130億円」を捻出できるかに

2018年05月08日 サッカーダイジェストWeb編集部

急速に現実味を帯びてきているバルサへの電撃移籍。

リーガ・エスパニョーラでは、C・ロナウドやメッシと並ぶ点取り屋であるグリエーズマン。そんなフランス代表FWの獲得に、バルサが動いた。 (C) Getty Images

 リーガ・エスパニョーラでも指折りの攻撃能力を持つ点取り屋は、ブラウグラーナのユニホームに袖を通すのか!? シーズンも終わりが迫るなかで浮上している噂について、気になるニュースが舞い込んでいる。

 アトレティコ・マドリーのFWアントワーヌ・グリエーズマンの実力は、もはや周知の通りだ。2014-15シーズンからリーガ・エスパニョーラでは2年連続22ゴールをマークし、今シーズンも公式戦46試合に出場して27ゴールを決めている。

 そんなフランス代表の点取り屋には、かねてから今シーズン終了後のアトレティコ退団の噂があり、本人が今年3月に自身の去就について「ロシア・ワールドカップ前に決めたい」と語ったことから、様々な憶測が飛び交うようになった。

 そして、ここにきて急速に現実味を帯びてきているのが、今シーズンのリーガ・エスパニョーラで覇権を争ったバルセロナへの電撃移籍だ。

 現地時間5月4日、バルサのウルグアイ代表FWルイス・スアレスが、母国ラジオ『Radio Rincon』の取材に対して、「クラブはアントワーヌのような選手を連れてくることができる。彼は何年も最高レベルでプレーしている。重要なタイトルを獲得するという野心のためにだ。彼が来るなら大歓迎だよ」とコメントし、加入の可能性が浮上した。

 さらに5月7日、欧州の移籍事情に詳しい英国メディア『Sky Sports』は、バルサのジョゼップ・マリア・バルトメウ会長とグリエーズマンの代理人が接触していたことを報じた。

 バルトメウ会長は、地元ラジオ『RAC1』の取材に対して、「我々はシーズンの分析をしていて、今後どうしていくかを協議している」と明かし、さらにグリエーズマン側との接触があったことを、含みを持たせつつ明かしている。

「グリエーズマンとは、バレアレス島で偶然会ったよ。でも、何か話をしたわけではない。ただ、昨年10月に彼の代理人とは話をしたし、アトレティコの会長である(エンリケ・)セレソ氏とも連絡は取り合っている。まぁ、移籍に関して何かやり取りをしたわけではないがね」

 グリエーズマンは、違約金1億ユーロ(約130億円)が支払われた場合に現状の契約を破棄できる"バイアウト契約"をアトレティコと交わしており、『Sky Sports』によれば、バルサはそれを支払う準備を進めているという。

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