【J1展望】鳥栖×清水|7連敗と苦しむ鳥栖は、浮上のキッカケを掴めるか?

2018年05月05日 サッカーダイジェスト編集部

鳥栖――“ハードワーク”という原点に立ち返りたい。

故障者/鳥栖=谷口、赤星、池田、チョ・ドンゴン、V・イバルボ
出場停止/鳥栖=なし

J1リーグ13節
サガン鳥栖 - 清水エスパルス
5月6日(日)/15:00/ベストアメニティスタジアム

サガン鳥栖

今季成績(12節終了時):17位 勝点8 2勝2分8敗 11得点・20失点
 
【最新チーム事情】
●前節・札幌戦はリーグ戦5試合ぶりのゴールが決まるも、逆転負けで7連敗。
●同試合では後半の運動量低下が顕著。走り負けると勝利は厳しい。
●中断前に浮上のキッカケがほしい。
【担当記者の視点】
 前節の札幌戦は、アン・ヨンウが待望の先制点を奪い、5試合ぶりにゴールが決まった。スタジアムは沸いたが、終盤に2失点。逆転負けで7連敗となった。
 
 後半に運動量が落ち、札幌の反撃を助けてしまったことが敗北の大きな要因だ。連戦のなか怪我人も多く、厳しい台所事情とはいえ、走り負けるようだと勝利は遠のく。もともと鳥栖は、ハードワークが売りのチーム。今一度、原点に立ち返りたい。
 
 札幌戦の終盤はパワープレーを見せたが、必死の策も実らなかった。ワールドカップによる中断期間を前に、なんとか浮上のキッカケを掴みたいところ。フィッカデンティ監督の采配も含め、チーム全体の奮起に期待したい。
 

次ページ清水――セットプレーのチャンスを大切にしたい。

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事