西野ジャパンの救世主!? サプライズ選出を予感させる“最旬”Jリーガー10選

2018年05月02日 サッカーダイジェストWeb編集部

鮮烈なバイシクル弾で印象を残した都倉。川辺の推進力は代表クラスにも通用

今季目覚ましい活躍を見せるJリーガーたち。果たしてサプライズ選出はあるのか。写真は、都倉(左上)、東(右上)、川辺(左下)、林(右下)。(C) SOCCER DIGEST

 指揮官交代により、ロシア行きの「23枠」は目下、予想困難な状況だ。これまで代表出場歴のない選手が選出される可能性も否定できない。ここでは、そんな"ビッグサプライズ"を予感させる、今が旬の好調Jリーガー10人を紹介する。

――◆――◆――

東 慶悟(FC東京/MF)
1990年7月20日(27歳)
178センチ・72キロ
11試合・3得点

 無尽蔵のスタミナと前線への絶妙な走り込みを主武器に躍動。昨季は1ゴールに終わっていた得点数も今季はすでに3得点という成績からも好調ぶりは窺える。なかでも目を見張るのが例年以上に積極的なフィニッシュワークで、利き足とは逆の左足で綺麗に合わせたG大阪戦(5節)の先制弾がここまでのベストゴールだろう。この調子を維持できればプロ初の二桁ゴールも可能だ。


都倉 賢(札幌/FW)
1986年6月16日(31歳)
187センチ・80キロ
9試合・4得点

 シーズン序盤のハイライトは、6節・名古屋戦。ジェイのお膳立てから、C・ロナウドを彷彿させる鮮やかなバイシクル弾を叩き込む。この一発を皮切りに、3戦連続得点でチームを3連勝に導く活躍ぶりだ。近年はボールの収まりも良くなり、前線の起点としても好プレーを披露。大迫からCFの定位置を奪えるか!?
 
林 卓人(広島/GK)
1982年8月9日(35歳)
188センチ・87キロ
11試合・5失点

 首位・広島を力強く支える守護神だ。9試合を終えて失点はわずか2(4月22日時点)と、鉄壁の守備を見せる。特に3節の鹿島戦でのパフォーマンスは素晴らしく、相手のシュートをことごとく弾き出し、PKストップまで披露した。GKは守備陣との連係が大切だが、能力は代表に相応しい。35歳で夢舞台に立てるか。


川辺 駿(広島/MF)
1995年9月8日(22歳)
178センチ・70キロ
11試合・0得点

 2節の浦和戦では槙野らがいる敵最終ラインに、果敢なドリブルを仕掛けて2ゴールを演出。3節の鹿島戦では持ち前の推進力で昌子や植田を慌てさせ、得点にも絡むなど代表クラスを相手にしても、通用することを証明してみせた。戦術眼にも優れる若きアタッカーは、崩しの切り札になり得る存在だ。
 

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