「日本の奇跡だ!」トルコ紙が長友佑都のピッチ内外のパフォーマンスを大絶賛

2018年05月02日 サッカーダイジェストWeb編集部

ベジクタシュとの首位攻防戦で見せた奮迅の働きを称賛

ベジクタシュ戦で託されたのは、相手エースのカレスマの封じ込め。このタスクを見事に完遂した長友は、試合後にテリム監督と歓喜の抱擁を交わす。(C) Getty Images

 日本代表SBへの評価がうなぎ上りだ。

 今冬の移籍市場でインテルからシーズン終了までの期限付きで、トルコの強豪ガラタサライへとやってきた長友佑都。加入してまもなく定位置を奪取すると、ここまで12試合連続のスタメンフル出場を果たしている。

 現地4月29日に行なわれた2位ベジクタシュとの首位攻防戦でも、奮迅の働きを見せた。攻撃では果敢なオーバーラップからブラジル代表MFフェルナンドの先制ゴールをアシスト。かたや守備では、対峙したポルトガル代表MFのリカルド・カレスマを見事に封殺し、2-0の完封勝利に多大な貢献を示した。

 そんな長友に賛辞を贈ったのがトルコ全国紙『SABAH』だ。「日本の奇跡! ユウト・ナガトモ」と銘打って稀代のダイナモをフィーチャーしている。
 

 まず、ベジクタシュ戦の出来について触れた同紙は、「ナガトモはフェルナンドの先制ゴールを導き、対戦相手のクアレスマを打ち負かした。その献身とパフォーマンスにはファンから拍手喝采が贈られた」と綴る。さらに、長友のピッチ外での振る舞いにも注目。理学療法士や専属シェフを付けて健康を維持している一面について、「道徳心とプロフェッショナリズムを持っているナガトモは、栄養を摂取する重要性を理解し、常に自身に特別なトレーニングを課している」と、日々のストイックな姿勢が成功に繋がっていると称えた。

「ワールドカップの11人に入るためにピッチ内外でハードワークする姿が、チームメイト、そしてファンからも好感を得ている」とされた長友。カルチョでも見せつけた持ち前のコミュニケーション力と愛されキャラを、トルコでも存分に発揮している。

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