【J1展望】鹿島×神戸|改善の兆しが見える鹿島は、負のスパイラルから抜け出せるか

2018年04月24日 サッカーダイジェスト編集部

鹿島――遠藤、L・シルバが先発復帰の見通し

故障者/鹿島=町田、安部、山本、レアンドロ 神戸=なし
出場停止/鹿島=昌子 神戸=なし

J1リーグ10節
鹿島アントラーズ - ヴィッセル神戸
4月25日(水)/19:00/県立カシマサッカースタジアム

鹿島アントラーズ
今季成績(9節終了時):12位 勝点11 3勝2分4敗 7得点・9失点

【最新チーム事情】
●鈴木が神戸戦翌日の26日に、22歳の誕生日を迎えることに。
●レアンドロが左膝の検査のため、23日にブラジルに一時帰国。
 
【担当記者の視点】
 9節を終え、3勝2分4敗で12位。昨季は最終節まで川崎と優勝を争った鹿島が、今季は苦しんでいる。

 怪我人が復帰すれば、別の選手が故障と、満身創痍(そうい)で臨んだ前節・川崎戦では、昌子が2枚の警告で神戸戦は出場停止となり、チームは2014年の同カード(等々力)以来の4失点。1-4の完敗を喫した。

 負のスパイラルにはまっている。ただ、少しずつ改善の兆しはある。中3日での神戸戦もベストメンバーを揃えられないが、遠藤、L・シルバが先発復帰の見通しだ。レアンドロ、安部らは別メニューが続いているが、安西の実戦復帰も近く、巻き返しに向けたプラス要素はある。

 大岩監督は「(川崎戦の敗戦から)すぐに切り替えていかないといけない。(主力の続々の復帰は)刺激を与えてくれており、ポジティブに考えたい」と神戸戦を見据えた。
 

次ページ神戸――シーズン序盤に比べて、攻守ともに充実一途

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事