【J1採点&寸評】浦和0-0札幌|中盤で存在感を示した遠藤航がMOM!ミシャ監督の采配も冴えた

2018年04月21日 轡田哲朗

浦和――阿部はらしくないミスもあったが…

【警告】浦和=なし 札幌=宮澤(23分)、三好(25分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】遠藤航(浦和)

 [J1リーグ9節]浦和0-0札幌/4月21日/埼玉
 
【チーム採点・寸評】
浦和 6
かつての指揮官に対し、ミラーゲームを仕掛けて優位に試合を運んだ。守備の整理が適切だった一方、攻撃の最終局面で精度を欠いた。
 
【浦和|採点・寸評】
GK
1 西川周作 6.5
35分に三好の強烈ミドル、36分に宮澤のヘディングを冷静に弾き出し、試合終了間際には宮吉との1対1もストップ。無失点に大きく貢献した。
 
DF
31 岩波拓也 6
右ストッパーとして対面したチャナティップを完全に封殺。34分には攻撃参加して決定機も演出した。
 
22 阿部勇樹 6
立ち上がりこそらしくないミスがあり、都倉とのマッチアップも不安定だったが、時間の経過とともに復調して最終ラインをまとめ上げた。
 
5 槙野智章 6
「ピッチを離れれば父のよう」と慕う敵将の前で躍動。65分に迎えたCKからのヘディングは枠内に抑え込みたかった。
 
MF
27 橋岡大樹 6
対面した菅に仕事をさせず守備面では合格点だったが、前節の清水戦でアシストしたような攻撃面での貢献はできず。
 
15 長澤和輝 6(81分OUT
遠藤と縦関係を作り、相手ボール時には果敢なプレス、マイボール時には攻撃へのつなぎで機能した。74分のミドルが決まればヒーローだった。
 
6 遠藤 航 7
MAN OF THE MATCH
数多くのインターセプトを成功させ、中盤の要として君臨。前に詰める3バックのサポートに入る位置も常に適切だった。
 

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