優勝決定戦の最中にポーカーを…「パリSGに唾を吐く行為」と元フランス代表がネイマールに激怒!

2018年04月18日 サッカーダイジェストWeb編集部

「私がサポーターなら怒り狂ってる」とデュガリー氏。

パリSGの優勝決定戦にも駆け付けず、母国ブラジルでリハビリを続けるネイマールには批判の声も。隣は恋人のブルーナ・マルケジーニ。(C)Getty Images

 元フランス代表で、現役時代はミランやバルセロナ、ボルドーなどでFWとして活躍したクリストフ・デュガリー氏が、以前から苦言を呈してきたパリ・サンジェルマンのネイマールに再び噛み付いた。

 パリSGは4月15日のモナコ戦で7-1と大勝し、2シーズンぶり7度目のリーグ・アン制覇を成し遂げた。だが、怪我で戦列を離れているネイマールは、母国ブラジルで試合をテレビ観戦。仲間たちの歓喜の輪に加わることはなかった。それどころか、テレビで観戦しながらポーカーに興じていたところを、自身のSNSに投稿している。

 デュガリー氏は、これらのネイマールの行動に怒りを覚えたようだ。『ESPN』によると、フランスのラジオ局『RMC』で、「バルサにいた頃のネイマールなら、トロフィーを掲げるためにブラジルからスペインに戻っていたはずだ」と主張した。
 
 さらにデュガリー氏は、「リーグ優勝が決まる試合に現場にいないなんてあり得るのか? どうしてそれで自分がリーダーだなどと主張できるんだ」「自己満足に浸りたいなら、個人スポーツをやるべきだ」と、ネイマールへの批判を口にしている。

「しかも、彼はポーカーをしていたというじゃないか! なぜクラブはそんなヤツを受け入れられるんだ。彼はパリSGに唾を吐いたも同然なんだぞ」

「このような振る舞いをして、どうしてチームメイトと握手できる? 私がパリSGのサポーターだったら、怒り狂っていただろうね」

 一方のネイマールは、17日にブラジルで開催されたイベントに出席し、「チームが優勝したのに、その場にいられなかったのはすごく辛かったよ」とコメントしながらも、「ただ健康はそれ以上に大事」と主張している。

 またポーカーをしていた件についても、やるべきことはやっていると言わんばかりに、「いまは1日12時間をリハビリにあてている」と強調した。

 パリSGに加入して以来、つねにその言動が批判の対象にもなり、去就を巡る報道も後を絶たないネイマール。サポーターは今回の一件をどのようにとらえたのだろうか。
 
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