【J1採点&寸評】柏1-2札幌|脅威を与え続けた三好がMOM!札幌指揮官の修正もハマった

2018年04月15日 鈴木潤

柏――DF陣は寄せの甘さが目立った

【警告】柏=中山(62分) 札幌=兵働(31分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】三好康児(札幌)

 [J1リーグ8節]柏1-2札幌/4月14日/三協F柏

【チーム採点・寸評】
柏 5.5
幸先良く先制しペースを握るも、前半の好機を生かしきれなかった。後半はブロックを作った札幌の守備を崩せず。またしても試合終盤の失点で星を落とす。
 
【柏|採点・寸評】
GK
1 桐畑和繁 5.5
前半の三好、後半の石川、このふたつのピンチを見事なセーブで食い止める。2失点はともにノーチャンスだった。
 
DF
13 小池龍太 5.5
90分間に渡って攻守両面で上下動を繰り返し、伊東との連係で右サイドを活性化。最後は都倉とのミスマッチを突かれて決勝点を許した。
 
4 中谷進之介 5
ビルドアップの起点になっていたが、守備では都倉とのマッチアップに苦しむ。同点にされた場面では都倉を警戒し、宮吉へのアプローチが遅れてしまった。
 
22 パク・ジョンス 5
札幌のプレスを外してビルドアップの起点にはなっていたが、特に後半は効果的な配球ができなかった。守備では都倉を抑えられず起点を作られる。
 
5 中山雄太 5
前節に続き左SBでの出場も今回は大きな存在感を発揮できなかった。最後は対応の難しい場面だったとはいえ、三好にクロスを上げさせてはいけない。
 
MF
7 大谷秀和 5.5
全体のバランスを取るだけでなく、前半はフリーでボールを受けられたため、縦パス、スルーパスを入れて好機を演出。後半のシュートは最低でも枠を捉えたかった。
 
15 キム・ボギョン 5.5
前半はボランチの背後でパスを受けて攻撃のアクセントとなるも、後半は兵藤、荒野にスペースを消されて持ち味を失ない、ボールロストが増える。プレースキックの精度も課題。
 

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