本田圭佑、2試合連続弾&決勝アシスト! パチューカは後半も加点して上位チームに快勝!!

2018年04月15日 サッカーダイジェストWeb編集部

攻撃だけでなく守備でも貢献を果たした本田

良い試合の入り方をしたチームをさらに勢いに乗せた本田の先制弾。その後も背番号2は攻守で効果的なプレーを見せた。 (C) Getty Images

 4月14日(現地時間)、メキシコ1部リーグ・リーガMXのクラウスーラ(後期リーグ)第15節、パチューカは3-1でサントス・ラグーナを下した。
 
 今節を含めてリーグも残り3試合となり、リギージャ(決勝トーナメント)出場圏内の8位(ネカクサ)に勝点2差の9位につけているパチューカは、必勝を期し、2位のサントス・ラグーナをホームに迎えた。

 前節プエブラ戦で2ゴールをマークして6-2の勝利に貢献した本田は、今節も2列目右サイドで試合開始を迎え、序盤からゴールに近い位置で頻繁にボールに触れて、良いリズムで試合を進めていく。
 
 高い位置からプレッシャーをかけて相手に攻撃のかたちを作らせないなど、守備でも貢献していた本田は24分、ペナルティーエリア右手前の位置でゴンサレスからの縦パスを受けると、左に流れながら左足を一閃、ゴール左隅に突き刺した。
 
 2試合連続ゴールの本田はさらにその6分後、センターサークル内でボールを受けると、すかさずスルーパス。これが左サイドからゴール前に走り込んだアギーレに渡り、シュートはゴール右隅に決まって、パチューカに追加点をもたらした。
 
 その後も猛攻を仕掛け、再三決定機を作り出したパチューカだったが、これらを活かせず、逆に38分にカウンターを受け、GKブランコの中途半端な飛び出しもあってジャニニ・タバレスにゴールを許してしまい、以降は守勢に立たされて前半を終えた。
 
 後半、サントス・ラグーナが攻勢を強めるも、パチューカはこれに対応しながらも積極的な姿勢を失うことなく、主にカウンターでチャンスを作り出していく。
 
 ポゼッションで相手が上回るなか、本田も自陣でプレーする時間が長くなり、守備で奮闘する姿が目立つが、敵陣に入ればうまくボールを捌き、またセットプレーのチャンスでは相手が処理しにくいボールをゴール前に入れるなど、効果的なプレーを見せる。
 
 終盤、パチューカは消耗しながらも相手の攻撃をしのぐと、39分、カウンターからサガルが左サイドを抜け出してグラウンダーのクロスをゴール前へ。これをパラシオスが合わせてGKとゴール左ポストのあいだを射抜いた。
 
 リードを広げたホームチームは、アディショナルタイム4分を含めた残り時間でこれを守り切って勝利。勝点3を加えてリギージャ圏内の8位に浮上した。
 
 本田は今回も目に見える結果を残しただけでなく、攻撃の組み立てや守備でも貢献するなど、改めて価値の高さを示したと言えよう。
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